大学院教育開発センター

歯科矯正学分野

過去7年間の学位論文発表状況

  学位論文の対象 単著
共著		 発行の年月
発表雑誌名
巻
頁		 発表者氏名
1 Le Fort I型骨切り術に伴う鼻部の変化　―上下顎移動術を施行した女性骨格性下顎前突症例について― 共著 2002.12
日顎変形誌
12
85-93		 布田花子、
森田修一、
山田秀樹、
花田晃治、
齋藤　力、
高木律男
2 リハビリメイクの精神心理学的効果についての研究 共著 2005.7
新潟歯学会雑誌
35
19-28		 内田嘉壽子、
寺田員人、
北村絵里子、
朝日藤寿一、
齋藤　功
3 A study on the anterior ratio in patients showing mandibular prognathism 共著 2005.7
Niigata Dent J
35
41-50		 Edanami K,
Yamazaki K,
Matsubara T,
Saito I,
Terada K
4 Craniofacial morphology and inclination of the posterior slope of the articular eminence in female patients with and without condylar bone change 共著 2005.10
CRANIO
23
257-263		 Estomaguio GA,
Yamada K,
Ochi K,
Hayashi T,
Hanada K
5 顔面非対称を伴う骨格性下顎前突症患者における顎矯正手術後の硬組織変化に対する軟組織変化の三次元分析 共著 2005.8
日顎変形誌
15
87-94		 山崎幸一、
寺田員人、
中村順一、
中川公貴、
川原のぞみ、
松原大樹、
森田修一、
齊藤　力、
高木律男、
林　孝文、
齋藤　功
6 A study on changes in caries risk and microbial flora with the placement of edgewise appliance 共著 2007.6
Orthodontic Waves
66
27-32		 Kanaya T,
Kaneko N,
Amaike C,
Fukushima M,
Morita S,
Miyazaki H,
Saito I
7 Anchorage effects of a palatal osseointegrated implant with different fixation: A finite element study 共著 2005.7
Angle Orthod
75
593-601		 Chen F,
Terada K,
Hanada K,
Saito I
8 Neurotrophin-4/5-depletion induces a delay in maturation of the periodontal Ruffini endings in mice 共著 2005.12
Archs Histol Cytol
68
267-288		 Maruyama Y,
Harada F,
Jabbar S,
Saito I,
Aita M,
Kawano Y,
Suzuki A,
Nozawa-Inoue K,
Maeda T
9 片側性唇顎口蓋裂患者の成長発育に伴う外鼻形態変化について 共著 2008.4
日口蓋誌
33
42-56		 古里美幸、
森田修一、
朝日藤寿一、
小野和宏、
高木律男、
齊藤　力、
齋藤　功
10 Unilateral condylar bone deformity and slope of articular eminence related to mandibular asymmetry 共著 2009.10
CRANIO
27
261-267		 Yahata M,
Yamada K,
Hayashi T,
Saito I
11 Involvement of neurotrofin-4/5 in regeneration of the periodontal Ruffini endings at the early stage 共著 2007.3
J Comparative Neurology
501
400-412		 Jabbar S,
Harada F,
Aita M,
Ohishi M,
Saito I,
Kawano Y,
Suzuki A,
Nozawa-Inoue K,
Maeda T
12 日本におけるIndex of Orthodontic Treatment Needを用いた不正咬合の疫学調査 共著 2009.10
Orthodontic Waveas-Japanese Edition
68
142-154		 渡辺　厚、
毛利　環、
渡邉直子、
渡邉洋平、
宮﨑秀夫、
齋藤　功
13 骨格性下顎前突症患者における口唇周囲軟組織の三次元運動解析 共著 2007.8
日顎変形誌
17
189-199		 松原大樹、
寺田員人、
中村康雄、
林豊彦、
森嶋繁生、
齋藤　功
14 偏位を伴う骨格性下顎前突症患者における外科的矯正治療後の正貌軟組織変化 共著 2007.12
日顎変形誌
17
238-246		 竹村　史、
森田修一、
八巻正樹、
齊藤　力、
高木律男、
齋藤　功
15 A cross-sectional study on the relationship between craniofacial morophology and the coronoid process 共著 2009.12
Euro J Orthod
31
613-619		 Torisu T,
Yamada K,
Fukui T,
Yamaki Y,
Nakamura J,
Saito I
16 Availability of air powder polishing with crystalline cellulose as a prophylactic method for orthodontic patients with a multibracket appliance 共著 2010.6
Orthodontic Waves
69
75-81		 Shinzawa-Fukushima M,
Kanaya T,
Kaneko N,
Morita S,
Miyazaki H,
Saito I
17 Soft-tissue Cephalometric Norms in Yemeni Adult Males 共著 2007.11
Am J Dentofacial Orthop
132
576.e7-576.e14		 Al-Gunaid T,
Yamada K,
Yamaki M,
Saito I
18 The effect of timing of secondary alveolar bone graft on craniofacial morphology in patients with unilateral cleft lip and alveolus 共著 2010.6
Niigata Dent J（in press）
40		 Hemoudi Y,
Yamada K,
Asahito T,
Ono K,
Saito C,
Takagi R,
Saito I
19 重度の上顎前突における治療前後の硬、軟組織側貌変化　―上顎前歯歯槽部骨切り術を用いた外科的矯正治療と大臼歯抜去を行った矯正単独治療との比較― 共著 2010.10
Orthodontic Waveas-Japanese Edition
69
181-191		 三瀬　泰、
森田修一、
八巻正樹、
齋藤　功
20 Long-term observation of autotransplanted teeth with complete root formation in orthodontic patients 共著 2010.12
Am J Orthod Dentofacial Orthop
138
720-726		 Watanabe Y,
Mohri T,
Takeyama M,
Yamaki M,
Okiji T,
Saito C,
Saito I
21 顔面軟組織形状と歯列石膏模型の三次元データ統合精度の検討 共著 2009.12
日顎変形誌
19
193-198		 小原彰浩、
寺田員人、
松原大樹、
越知佳奈子、
齊藤　力、
齋藤　功
22 GDNF expression in terminal Schwann cells associated with the periodontal Ruffini endings of the rat incisors during regeneration 共著 2009.6
Anat Rec
292
1185-1191		 Ohishi M,
Harada F,
Rahaman F,
Saito I,
Kawano Y,
Nozawa-Inoue K,
Maeda T
23 Long-term changes in the occlusion post-orthodontic treatment on Japanese 共著 2011.9
J Orthod
70
89-94		 Knayama K,
Watanabe N,
Takeyama M,
Ishii K,
Saito I
24 骨格性下顎前突症患者における嚥下時筋活動様式の特徴 共著 2010.12
日顎変形誌
20
283-291		 篠倉千恵、
福井忠雄、
齋藤　功
25 口唇裂・口蓋裂患児の第Ⅰ期矯正歯科治療終了時期における母親の心情とその構造 共著 2011.12
日口蓋誌（印刷中）
36		 吉田留巳、
佐山光子、
朝日藤寿一、
齋藤　功
26 Dection of acid-sensing ion channel 3 (ASIC3) in periodontal Ruffini endings of mouse incisors 共著 2011.1
Neurosci Lett
488：173-177		 Rahman F,
Harada F,
Saito I,
Suzuki A,
Kawano Y,
Izumi K,
Nozawa-Inoue K,
Maeda T
27 Induction of the swallowing reflex electrical stimulation of the posterior oropharyngeal region in awake human 共著 2012
in press		 Takatsuji H,
Zakir H Md,
Mostafeezur R Md,
Saito I,
Yamada Y,
Yamamura K,
Kitagawa J
28 Postoperative changes in mandibular prognathism surgically treated by intraoral vertical ramus osteotomy 共著 2012
in press		 Nihara J,
Ta keyama M,
Takayama Y,
Mutoh Y,
Saito I
29 上下顎移動術を施行した骨格性下顎前突症例における術後変化について 共著 2012.6
甲北信越矯歯誌
20
25-33		 杉山尚道、
森田修一、
三瀬　泰、
齊藤　力、
高木律男、
齋藤　功
30 Immunoexpression of aquaporin-1 in the rat periodontal ligament during experimental tooth movement 共著 2012.8
Biomedical Res
33
225-233		 Yoshii T,
Harada F,
Saito I,
Nozawa-Inoue K,
Kawano Y,
Maeda T
31 下顎骨後方移動術後の三次元口腔周囲軟組織形態変化解析における重回帰分析の有効性 共著 2012.12（予定）
日顎変形誌
20
（印刷中）		 焼田裕里、
寺田員人、
小原彰浩、
越知佳奈子、
高木律男、
齊藤　力、
齋藤　功
32 顎顔面形態の評価に有用な3次元計測点の再現性に関する研究 共著 2013
日骨形態誌
23（1）
（印刷中・掲載ページは未定）		 永井嘉洋、
西山秀昌、
丹原　惇、
田中　礼、
八巻正樹、
林　孝文、
齋藤　功

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過去7年間の科学研究費補助金・各種研究助成金の採択状況
（2006～2012：研究代表者のみ）

  年度 研究費名称 研究期間 研究課題名
1 2005 科学研究費補助金（基盤研究B） 2002～2005 片側性唇顎口蓋裂患者に関する多施設比較研究
2 2005 科学研究費補助金（若手研究B） 2005～2006 顎顔面非対称症例におけるデザインパターンの設計とその臨床応用
3 2005 科学研究費補助金（基盤研究C） 2005～2007 骨格性下顎偏位症の下顎運動に随伴する頭部運動と全身機能の関連の解明
4 2005 科学研究費補助金（若手研究B） 2005～2006 神経栄養因子の歯根膜神経改造への関与～歯の移動実験モデル～
5 2005 新潟大学プロジェクト推進経費（若手研究者奨励研究） 2005 歯根膜神経再生に関与する神経栄養因子の探索
6 2005 新潟大学プロジェクト推進経費（若手研究者奨励研究） 2005 顎変形症における下顎頭骨形態変化　―咀嚼による機械的応力が骨構造変化に与える影響の解明―
7 2007 科学研究費補助金（基盤研究C） 2007～2009 咀嚼―機械的応力―に対する骨リモデリングのシミュレーションから下顎偏位を解明する
8 2007 科学研究費補助金（若手研究B） 2007～2009 統一モデリング言語による顎顔面非対称症例の客観的表記方法の開発とその臨床応用
9 2007 科学研究費補助金（若手研究B） 2007～2008 水分子を指標にした歯の移動に伴う神経　―グリア相互作用―
10 2007 新潟大学プロジェクト推進経費（若手研究者奨励研究） 2007 神経―グリア相互作用の検索　～下歯槽神経切断モデルを用いて～
11 2008 新潟大学プロジェクト推進経費（若手奨励研究） 2008 歯の移動時における、神経—グリア相互作用の検索
12 2009 新潟大学プロジェクト推進経費（若手奨励研究） 2009 顎顔面領域における対称性評価システムの構築
13 2009 新潟大学プロジェクト推進経費（若手奨励研究） 2009 歯根膜神経再生過程に出現する、遊走シュワン細胞の役割
14 2009 科学研究費補助金（若手研究B） 2009～2010 歯根膜神経終末における新規イオンチャネルの解析
15 2010 科学研究費補助金（基盤研究C） 2010～2012 習慣性咀嚼に対する骨リモデリングシミュレーションによる上下顎骨偏位パターンの確立
16 2010 科学研究費補助金（基盤研究C） 2010～2012 画像認知とオントロジーを融合した顎変形症診断支援システムの開発とその臨床応用
17 2010 科学研究費補助金（若手研究B） 2010～2011 歯根膜神経再生過程で一過性に出現する遊走細胞の存在意義
18 2010 厚生労働科学研究費補助金 2010～2011 歯科医療における情報提供の在り方に関する研究
19 2010 科学研究費補助金（基盤研究C） 2010～2012 口蓋裂患者における上顎前方移動術の鼻咽腔閉鎖機能予後予測評価方法の確立
20 2011 新潟大学臨床研究サポート事業 2011～2012 前歯の矯正的後方移動により睡眠時無呼吸症候群のリスクは増加するか？
21 2012 科学研究費補助金（基盤研究C） 2012～2014 有限要素法と骨リモデリングシミュレーションによる効果的顎変形症治療システムの開発

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日本学術研究会特別研究員など採択状況

採用種目 採用期間 氏名
なし なし なし

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大学院教育指導方針および研究テーマ

大学院教育指導方針
全般
  • 受動的学習が主体であった大学卒業までの生活から脱却し、自ら探求してみたいテーマを発見するとともに、試行錯誤しながら考えや研究結果をまとめていく過程を経験してもらいたいと考えています。また、矯正臨床は毎回応用の連続であることから、自分で状況を把握し、するべきことを的確に判断していく能力が不可欠です。大学院生活をとおして、矯正歯科医に必要なこうした能力も培ってもらえればと考えています。
研究概要
  • 骨格性および歯性の不正咬合（咬合異常）の成立機序、これらの不正咬合への矯正学的対処法、治療メカニズムあるいは治療の長期安定性に関する研究、ならびにより効果的な治療結果を提供するための新たな知見の獲得を目指しています。臨床データをもとにした臨床研究、および臨床で起こりうる現象の背景を考察するべく、基礎的分野の協力を得て基礎的観点からの研究にも取り組んでいます。
臨床教育方針
  • 歯科矯正学的な治療・管理を理解するために、矯正臨床に関する基本的知識と技能を身につけるとともに、日本矯正歯科学会認定医を申請するために必要とされる矯正歯科基本研修および矯正歯科臨床研修（前期分）を行ってもらうこととしています。
研究テーマ
  1. 骨リモデリングシミュレーションによる顎偏位の解明
  2. 顔面非対称症例の治療による硬軟組織の三次元解析
  3. 矯正的歯の移動と歯根膜神経伝達あるいは組織改造関連物質の動態
  4. 口唇裂・口蓋裂患者の矯正治療に伴う咬合の変化と長期安定性
  5. 口唇裂・口蓋裂患者の顎矯正手術施行後における鼻咽腔閉鎖機能の変化
  6. 顎変形症の長期安定性の検証および治療による嚥下機能の変化
  7. 矯正単独治療あるいは外科的矯正治療終了後の長期安定性に関する研究

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