大学院教育開発センター

口腔生命福祉学専攻（教授　山崎和久）

過去7年間の学位論文発表状況

  学位論文の対象 単著
共著		 発行の年月
発表雑誌名
巻
頁		 発表者氏名
1 Relationship between serum antibody titres to Porphyromonas gingivalis and hs-CRP levels as inflammatory markers of periodontitis. 共著 2012.6
Archives of Oral Biology
57
820-829		 宮下博考、
本田朋之、
前川知樹、
高橋直紀、
青木由香莉、
中島貴子、
多部田康一、
山崎和久
2 Analysis of immunostimulatory activity of Porphyromonas gingivalis fimbriae conferred by Toll-like receptor 2. 共著 2010.7
Biochemical and Biophysical Research Communications
398
86-91		 青木由香莉、
多部田康一、
村上幸孝、
吉村文信、
山崎和久
3 IL-1 receptor-associated kinase-M in gingival epithelial cells attenuates the inflammatory response elicited by Porphyromonas gingivalis. 共著 2010.8
Journal of Periodontal Research
45
512-519		 高橋直紀、
本田朋之、
土門久哲、
中島貴子、
多部田康一、
山崎和久
4 Porphyromonas gingivalis antigens and interleukin-6 stimulate the production of monocyte chemoattractant protein-1 via the upregulation of early growth response-1 transcription in human coronary artery endothelial cells. 共著 2010.6
Journal of Vascular Research
47
346-354		 前川知樹、
高橋直紀、
本田朋之、
米澤大輔、
宮下博考、
奥井隆文、
多部田康一、
山崎和久
5 Early and preferential induction of IL-1 receptor-associated kinase-M in THP-1 cells by LPS derived from Porphyromonas gingivalis. 共著 2008.3
Journal of Leukocyte Biolology
83
672-679		 土門久哲、
本田朋之、
小田太郎、
吉江弘正、
山崎和久
6 Characterization of CD4+ FOXP3+ T-cell clones established from chronic inflammatory lesions. 共著 2008.2
Oral microbiology and immunology
23
49-54		 奥井隆文、
伊藤晴江、
本田朋之、
天沼亮子、
吉江弘正、
山崎和久
7 Quantitative messenger RNA expression of Toll-like receptors and interferon-alpha1 in gingivitis and periodontitis. 共著 2007.12
Oral microbiology and immunology
22
398-402		 梶田桂子、
本田朋之、
天沼亮子、
土門久哲、
奥井隆文、
伊藤晴江、
吉江弘正、
多部田康一、
中島貴子、
山崎和久
8 Increased infiltration of CD1d+ and natural killer T cells in periodontal disease tissues. 共著 2006.2
Journal of Periodontal Research
4
73-79		 天沼亮子、
中島貴子、
吉江弘正、
山崎和久
9 Effects of Porphyromonas gingivalis antigens and proinflammatory cytokines on human coronary artery endothelial cells. 共著 2005年4月
Oral microbiology and immunology
20
82-88		 本田朋之、
小田太郎、
吉江弘正、
山崎和久

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過去7年間の科学研究費補助金・各種研究助成金の採択状況
（2006～2012：研究代表者のみ）

  年度 研究費名称 研究期間 研究課題名
1 2012 新潟大学プロジェクト推進経費 奨励研究 2012 加齢により減少する新規細胞外マトリクスの機能解析 ―組織再生応用への新たな可能性―（多部田康一）
2 2012 新潟大学プロジェクト推進経費 奨励研究 2012 歯周炎病態形成におけるオートファジーの役割（本田朋之）
3 2012 日本学術振興会 科学研究費補助金 研究活動スタート支援 2012～2013 新規サイトカインIL-17Cから探る歯周炎病態メカニズム（宮下博考）
4 2011 日本学術振興会　科学研究費補助金　基盤研究（B）課題番号23390476 2011～2013 脂質代謝バランスの揺らぎと歯周疾患のパスウェイ解析（山崎和久）
5 2011 日本学術振興会　学術研究助成基金助成金　挑戦的萌芽研究　課題番号23659974 2011～2012 歯周組織老化誘導病因論の確立（山崎和久）
6 2011 日本学術振興会　学術研究助成基金助成金　基盤研究（C）課題番号23593056 2011～2013 口腔―消化管の粘膜免疫システムを介した口腔感染と動脈硬化性疾患の関連機序（多部田康一）
7 2011 新潟大学プロジェクト推進経費　奨励研究 2011 歯周病原細菌感染はNKT細胞活性化を介して骨吸収関連サイトカイン産生を増強するか（中島貴子）
8 2011 日本学術振興会　学術研究助成基金助成金　若手研究（B）課題番号23792472 2011～2013 新しく確立されたＴ細胞サブセットＴ（ＦＨ）は歯周炎に関与するか（伊藤晴江）
9 2011 日本学術振興会　学術研究助成基金助成金　若手研究（B）課題番号23792470 2011～2012 IL-17と歯周病原細菌との相互作用から探る歯周炎病態メカニズム（本田朋之）
10 2011 日本学術振興会　学術研究助成基金助成金　若手研究（B）課題番号23792469 2011～2012 歯周病原細菌によるTregからTh17への転換は破骨細胞形成を促進するか？（奥井隆文）
11 2010 日本学術振興会　頭脳循環を活性化する若手研究者海外派遣プログラム 2010～2012 最先端医歯学の融合による口腔―全身問題の解決を目指す若手研究者養成プログラム（山崎和久）
12 2009 日本学術振興会　科学研究費補助金　基盤研究（B）課題番号21390555 2009～2011 レギュラトリー細胞が歯周組織破壊に及ぼす影響　―敵か味方か―（中島貴子）
13 2009 文部科学省科学研究費補助金　若手研究（B）課題番号21792113 2009～2010 歯周炎の病態形成における制御性T細胞の関与　―遺伝子と機能の発現制御機構に迫る―（伊藤晴江）
14 2009 文部科学省科学研究費補助金　若手研究（B）課題番号21792112 2009～2010 歯周病原細菌による免疫回避戦略の解明（本田朋之）
15 2009 文部科学省科学研究費補助金　若手研究（B）課題番号21792116 2009～2010 新規T細胞サブセットTh17を基盤とした歯周炎病態メカニズムの再構築（奥井隆文）
16 2009 文部科学省科学研究費補助金　若手研究（B）課題番号21792117 2009～2010 歯周組織再生を制御するマイクロRNA発現の網羅的解析（梶田桂子）
17 2009 新潟大学プロジェクト推進経費　奨励研究 2009 Porphyromonas gingivalis Lipid A の脂肪酸鎖の相異による抗原活性変化の検討　―抗炎症治療へ応用の可能性―（多部田康一）
18 2009 新潟大学プロジェクト推進経費　奨励研究 2009 歯周病原細菌の感染は冠動脈疾患のリスクとなり得るか？（本田朋之）
19 2008 文部科学省科学研究費補助金　萌芽研究　課題番号20659325 2008～2009 小胞体ストレスと歯周疾患の関連　―病因論の新たなパラダイム構築―（山崎和久）
20 2008 文部科学省科学研究費補助金　基盤研究（C）　課題番号20592426 2008～2010 歯周炎と動脈硬化性疾患の生物学的関連を解明する　―インターフェースとなるエイジング―（多部田康一）
21 2008 新潟大学プロジェクト推進経費　奨励研究 1年間（2008） 歯周炎とエイジング―歯周組織の加齢と免疫系の加齢の検証（多部田康一）
22 2008 新潟大学プロジェクト推進経費　奨励研究 2008 B細胞由来の抗炎症性サイトカインIL-10が歯周炎病態へ及ぼす影響の検討（中島貴子）
23 2008 新潟大学プロジェクト推進経費　奨励研究 2008 歯肉上皮における免疫制御機構の解明（本田朋之）
24 2007 日本学術振興会　科学研究費補助金　基盤研究（B）　課題番号19390536 2007～2009 メタボリックシンドロームとしての歯周炎の病態解明　―感染免疫特性からのアプローチ―（山崎和久）
25 2007 日本学術振興会　科学研究費補助金　基盤研究（C）　課題番号19592384 2007～2008 制御性細胞の歯周炎病態への関与　―慢性化メカニズムを探る―（中島貴子）
26 2007 文部科学省科学研究費補助金　若手研究（B）　課題番号19791609 2007～2008 骨破壊で特徴づけられる歯周炎の病態に及ぼす炎症巣の活性化T細胞の関与（伊藤晴江）
27 2007 文部科学省科学研究費補助金　若手研究（B）　課題番号19791610 2007～2008 歯周病原細菌による免疫エスケープ機構の分子基盤の確立（本田朋之）
28 2007 新潟大学プロジェクト推進経費、若手研究者奨励研究 2007 Th17による歯周組織破壊機構の解明（本田朋之）
29 2007 新潟大学プロジェクト推進経費、若手研究者奨励研究 2007 歯周炎組織における炎症性／制御性のケモカイン／レセプターの発現バランス（天沼亮子）
30 2006 文部科学省科学研究費補助金　若手研究（B）　課題番号18791588 2006～2007 歯周炎における新しい病因、病態論　―ウイルス感染の影響―（多部田康一）
31 2006 文部科学省科学研究費補助金　若手研究（B）　課題番号18791589 2006 歯周炎におけるB細胞浸潤の役割（丸山薫）
32 2006 日本学術振興会　科学研究費補助金　萌芽研究　課題番号17659655 2005～2007 歯周病原細菌の免疫監視からのエスケープ機構と慢性感染の成立（山崎和久）
33 2006 文部科学省科学研究費補助金　若手研究（B）　課題番号17791552 2005～2006 抑制性T細胞の機能亢進による歯周疾患免疫療法の基礎研究（伊藤晴江）
34 2006 日本学術振興会　科学研究費補助金　基盤研究B（2）　課題番号16390613 2004～2006 歯周炎浸潤T細胞の網羅的解析による結合組織・骨組織破壊機構の解明（山崎和久）
35 2006 日本学術振興会　科学研究費補助金　基盤研究C（2）　課題番号16592066 2004～2006 T細胞　―抗原提示細胞の多様な相互作用が歯周病の病態を決定するか？―（中島貴子）
36 2006 新潟大学プロジェクト推進経費、若手研究者奨励研究 2006 新規歯根膜幹細胞マーカーの同定と歯周組織再生療法への応用（多部田康一）

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日本学術研究会特別研究員など採択状況

採用種目 採用期間 氏名
海外特別研究員 2013～2014 前川知樹
日本学術振興会特別研究員（PD） 2011～2013 土門久哲
日本学術振興会、特別研究員 1996～1998 中島貴子

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大学院教育指導方針および研究テーマ

大学院教育指導方針
  • 歯周疾患の病態形成メカニズム形成の解明を通して、病態観察から疾患を論理的にみる目を養う。
  • 仮説立案、実験計画立案、実験遂行、考察、成果発表の過程を通して科学的思考を身につけた歯科医師を養成する。
研究テーマ
  • Porphyromonas gingivalis 感染が動脈硬化症に及ぼす分子基盤解明
  • 歯周炎と動脈硬化性疾患の関連（疫学研究）
  • 歯周炎の病態形成に及ぼすリンパ球の役割
  • 歯周炎における自然免疫関連分子の制御機構
  • 歯周病原細菌感染と骨代謝関連分子の関係
  • 歯周炎の成り立ちにおけるNKT細胞の関与
  • Porphyromonas gingivalis 由来FimA 線毛のサイトカイン産生誘導能におけるLipoprotein の関与

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