I 概要
本プログラムの概要
大学院カリキュラムの立案・実施・管理および教育指導体制を構築する大学院教育開発センターを設置し,このセンターの一元管理のもと,大学院歯学教育の実質化を図る。教育課程を[1]研究者並びに歯科医療・医学の指導者養成を目的とする少人数の学生向けの新教育課程である「リーダー養成コース」と[2]従来型教育課程を基盤とした「主専攻展開コース」に分け,本プログラムでは学生の所属を,教員個人指導になりがちであった分野所属型から本専攻で推進している3大研究プロジェクトチームとし,ここで複数の指導教員による学際的教育を推進する。
カリキュラム編成にあたっては大学院教育開発センターの助言のもと段階的履修が可能なカリキュラムとする。講義・演習のカリキュラム編成の基本は基礎・臨床融合型,学際的教育内容とし,プロジェクト研究チーム所属教員が講義・演習を行う。
蓄積ポイントにより学位論文を提出できる権利を獲得するDoctoral candidate制度を導入し,大学院教育開発センターの厳格なカリキュラム・成績管理,到達目標の設定の下,修了必要単位を取得したDoctoral candidateは公開による予備審査を経て,学外協力者を含めた主査・副査による学位審査を受ける(大学院教育の実質化)。
拡大図:PDFファイル(755KB)
本プログラムの特徴
- 学生の配属を教員個人の指導になりがちな分野所属型からプロジェクト所属とし、複数指導体制による学際的教育の実施。
- コースワーク、英語教育等の基礎教育の充実による基礎学力と基本技能の養成。
- TA・RA経験、スキルアッププログラム、臨床実績をポイント化し、履修状況とともに判断し、学位論文を提出するための要件の規定(Doctoral candidate)。
- 認定医・専門医資格取得のための高度な臨床技術のカリキュラム展開と実績による認定書の授与。