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医歯学総合病院/先進医療

歯学治療は急速に進歩しています。身体にやさしいさまざまな材料の開発・応用、学問の発展による診断技術の向上、かみ合わせ(咬合)の仕組みの解明、コンピューターの歯科治療への導入などが行われています。新潟大学医歯学総合病院ではアカデミックマインドに立った歯科治療の開発、診断、応用がなされています。また、複数の専門家が集まり、診療チームをつくり、難しい症例に対しても積極的にアプローチし、治療し、良好な成績をあげています。

口の臭い、気になりませんか(口臭外来)

口臭外来には口臭の原因物質である揮発性のイオウ化合物を検査するガスクロマトグラフィーという分析機械(写真左)がおいてあり、口臭の予防、診断、治療を行っています。右写真は典型的な口臭患者様の口の息を計ったもので、3種類のイオウ化合物が同時に検出されているのが分かります。

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歯の色を白くする(変色歯外来)

子供の頃、ある種の薬を飲み続けると、永久歯にひどい着色をおこします。このような歯に対して、本来の歯の「白さ」をもどすために、歯の表側の表面を極薄く削り取り、薄いセラミック材でできた歯のお面をつくり、特殊な接着材で貼付ける方法がラミネートベニア修復法です(右写真)。その他に歯の外傷や加齢などにより黄ばんだ歯を漂白するホワイトニングや歯のマニキュアによって歯を白くすることができます。

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コンピューターで詰め物をつくる
(歯の診療室)

CAD/CAM装置という加工装置を使うと、これまで歯科技工士さんの熟練した技術を必要としていたセラミックの詰め物を、歯科医師によってすぐにつくることができます。コンピューターが削られた歯の形を自動的に認識し、精度が高く美しい詰め物を削りだします。診療をうけている患者様のそばでつくることもでき、治療の回数を減らすことも可能です。

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第三の歯(インプラント治療部)

失ってしまった歯の部分に金属の支柱(インプラント)を植えて歯の代わりにする治療が広く行われるようになってきました。歯がなくなってしまうと、噛みにくいのはもちろん、残った歯の歯ならびも悪くなります。歯茎を切り開き、あごの骨に穴をあけ、インプラントを植えます。インプラントの周りに骨ができ、傷が治ると、その上に、冠をかぶせます。エックス線写真ではインプラントと骨がくっついている様子がよく分かります。

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失った骨、歯茎をつくる/GTR法
(歯周組織再生外来)

歯周病(歯槽膿漏)が進行すると、歯茎の腫れや出血にとどまらず、歯を支えている骨が溶けていきます(写真1)。この失われた歯茎や骨を再生させる最新の治療法がGTR法です。歯茎を切り開き、病気の部分を取り除くと、骨が露出しますが(写真2)、ここに特殊な膜をおき、傷の治りを待ちます(写真3)。1年後には骨ができたことがエックス線写真で確認できます(写真4)。

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歯顎顔面用コーンビームX線CT装置
(画像診断・診療室)

待望のコーンビームCTが2008年5月に導入されました。撮影時間は10秒足らず。アームが頭の周りを1回転するだけで、縦・横・奥行き、どの方向も均等で精密な分解能を備えたボリュームデータが得られます。撮りたい部分を絞って撮影すれば、細かいところをさらに明瞭に観察できます。X線被曝も通常の医科用CTと比べるとずっと少なく、インプラントの術前診査や、埋伏歯と周囲歯周組織の評価などで活躍しています。右の写真は埋伏歯の診断画像です。

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いびきに注意(いびき外来)

いびきのひどい人は昼間の眠気が強くて、仕事上のミスや交通事故を繰り返していることがあります。これは眠っている間に呼吸が止まり、窒息状態になり、そのたびに睡眠が中断されることで睡眠不足になっているためです。これが「睡眠時無呼吸症候群」と呼ばれるもので、放置すれば突然死やさまざまな病気を引き起こします。右のようなマウスピースを口の中にいれたり、レーザーでのどの奥を広げるなどの治療があります。

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噛み具合を色で見る(義歯診療室)

上と下の歯のかみ合わせの様子を地図の等高線のように、色で表す装置が設置されています。強く噛み込んでいるところはコンピューター画面上で青く表示されています。色の表示によって上と下のどの歯がどのように接触しているかが簡単に調べられ、よりよい噛み合わせの冠をかぶせることができます。

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X線テレビ撮影装置(加齢歯科診療室)

ものを飲み込むメカニズムを知ることは、お年寄りが増えた現在、介護をする上で、非常に重要になってきています。このエックス線テレビ撮影装置を用いると、患者様が食べ物を飲み込んだ様子をはっきりと知ることができます。この装置は少ないエックス線の量で、ものを飲み込む様子を連続的に観察することができるので、飲み込みの障害の診断に効果を発揮しています。

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手術で歯ならびを治す(矯正歯科診療室)

歯ならびの悪い人の中にはあごの骨が大きかったり小さかったり、あるいは非対称であったりする人がいます。このような人に対しては、ふつうの歯ならびを治す方法だけでは不十分で、歯ならびの治療を専門とする矯正歯科医と手術を専門とする口腔外科医がチームをつくり、共同で歯ならびの治療を行います。

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歯を移植する、保存する(歯の移植外来)

歯を抜かなければならない場合、親知らずなどをその部位に移植して、かみ合わせ機能を回復させる治療法があります。また、比較的健康な歯を抜いた場合、その歯を凍らせて保存しておき、後日解凍して移植する方法もあります。どちらの場合も、移植した歯が良好に生着すれば他の健康な歯と同様の機能を果たすようになります。写真は、下の歯が欠損した部分に上の歯を移植した場合です。

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口の粘膜を再生する(培養粘膜移植外来)

培養粘膜移植とは"自分の細胞を培養技術を使って増やし、自分の身体に返す"という方法です。口の中の手術やケガなどによって口の粘膜が欠損することがありますが、縫い寄せられないような大きな傷に対して、あらかじめ口の粘膜の小片を採取、培養して細胞を増やしておいて(写真1)、欠損した部分に移植する(写真2)ことができます。皮膚を移植する場合や動物の材料を移植する場合に比べて、術後の障害は少なくなります。

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新潟大学歯学部
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