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卒業生からのメッセージ

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堀野 一人
新潟県立吉田病院歯科口腔外科
昭和60年卒業

ようこそ新潟大学歯学部へ

北海道函館市出身の私がなんで新潟大学歯学部へ、と何度も聞かれた覚えがある。確固たる信念の元に選んだ進路ではなかったし、特に大きな理由があった訳ではない。しかし今は、はるばるやってきた新潟大学歯学部を卒業して新潟の地で歯科医師としての仕事をできる事に誇りを持っている。新潟という地には素晴らしい風土、暖かい人間性があるからである。卒業後は大学で教育や研究に情熱を傾ける、開業して地域医療に意欲を燃やす、私のように病院歯科に勤務し、医科との連携の中で二次歯科医療に従事する、などの進路がある。限られた進路ではあるが、その中で自分を磨き、常に前を向く。そんな生き方の基礎を作ってくれたのが新潟大学歯学部であったと思う。歯科医師過剰時代と言われて久しい。しかし、だからこそやりがいがあると言える。新潟大学歯学部は君達の努力を無駄にはしない。前を向く限り常に背中を支えてくれるところである。来たれ!大志ある諸君よ!

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山田 浩之
新潟県長岡市開業
昭和62年卒業

新潟大学歯学部を目指すあなたに

新潟大学歯学部を卒業後、大学で10年、その後開業医として14年、歯科医になって24年が経とうとしているわけですが、毎日の臨床において常に充実感を感じて取り組んでいます。子どもから老人まで患者さんの生涯にわたって、健康に関わっていけることは歯科の魅力のひとつです。患者さんごとに異なる複雑な問題の解決のためには、歯科医としての知識と技術、経験を最大限に働かせていかなくてはなりません。患者さんの口腔内の健康が回復し、治療の結果に、こころからの笑顔で喜んでくれるときなどは、とてもやりがいのある職業だと感じられるときです。ここ数年、新潟大学は学部創設以来の個性あふれる教授から、若い教授にバトンタッチしてきています。多くの新潟大学出身の若い教授が誕生し、昔からの伝統を引き継ぎながらも、新しい分野を切り開いていこうというような熱気・活気が感じられます。次世代の歯科を担う君を新潟大学はきっと待っています。

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相田 恵
ノースカロライナ大学医学部
ニューロサイエンスセンター
In situ Hybridization Core Facility
ディレクター
平成13年卒業

新潟大学歯学部からアメリカへ

歯学部に入学するという希望を持たれる受験生の皆様は、おそらく大部分の方が将来歯科医師になる事を目指していると思われます。私ももちろん歯科医師になる事を目標にし、歯学部卒後2年間の研修期間を経て大学院に進学しました。何事もそうですが、新たな知識を得るほどもっと知りたいという意欲が湧いてきます。私はもう少し自分の研究を深く掘り下げてみたいと思うようになり、アメリカはワシントン大学で学ぶ機会をいただいて大学院終了後に渡米しました。渡米後は研究室にて自分の分野以外の研究にも携わらせていただき、また新たに研究技術を学ぶ機会も沢山ありました。ワシントン大学にて2年半の研究を終え、 研究結果を論文にて発表する事もできました。しかしながら、 ワシントン大学で身に付けた研究技術を生かしてもう少しアメリカでの研究事情を学びたいと思うようにもなり、2008年 にノースカロライナ大学の研究施設にてディレクターを勤めさせていただく機会を得て現在に至ります。日々多くの研究者と仕事をして、さらに新しい知識を身につけるべく努力が必要な毎日ですが、アメリカでの研究生活は刺激的でもあり、とても充実しています。現在は実際に歯科医療に携わる事はありません。しかしながら、新潟大学歯学部で学んだ経験があるからこそ、今の自分があると思います。歯学部を目指す皆さんにも、歯科医師として世間に貢献するのはもちろんの事ですが、その他に新潟大学 歯学部で学んだ知識を世界で生かせる可能性も限りなくあります。貪欲に自分の未来を切り開いていきましょう。

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藤山 友紀
新潟市保健所健康衛生課
平成12年卒業

目標に向かって

私は、歯学部2年生の時に、行政機関で働いている歯科医師がいることを知り、歯科保健行政に興味を持ちました。6年生になり、卒業後の進路を考え始めた時、行政機関で働くことを将来の目標として良いものか悩みました。それは、歯科医師が行政機関で働くことは、薬剤師や医師等と比べ狭き門だと感じていたからです。私は悩んだ末、「一先ず、目指してみよう!」と決め、新潟大学歯学部予防歯科学講座の門をたたきました。入局後、行政への思いを忘れることなく、色々なことに取り組んでいたら、厚生労働省で仕事をする機会を得、3年ほど医療機器の承認に関わる仕事をしました。その後、新潟市保健所に赴任し、以前から目標にしていた地域歯科保健行政の仕事に就き、現在に至っています。多職種の人たちと関係しながら仕事をすることは苦労もありますが、臨床の現場では味わうことができない多くのことを経験し、充実した日々を送っています。皆さん、沢山の経験をする中で、漠然としたものでも良いですから、まず目標を持って下さい。きっと素晴らしい未来が待っているはずです。頑張って下さい。

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石山 友香里
新潟市児童相談所
平成21年卒業

大学で得たもの

私は平成21年口腔生命福祉学科を卒業してから、新潟市役所の職員として働いています。福祉職での採用であり、新潟市児童相談所に配属となりました。1年目は相談判定係で、電話や面接で主に児童相談所に初めて相談をする方の相談を受けるなど、いわゆる児童相談所の窓口としての業務に携わっていました。平成22年度からは、一時保護係に配属となり、一時保護所で仕事をしています。一時保護所では、様々な事情によって自宅で生活することができない児童が保護されており、主な業務は子ども達の生活指導です。1年目と2年目とでは仕事の内容は大きく異なりますが、どちらの仕事でも、大学で学んだことは大きく活かされていると思います。特に、この学科の特色であるPBL(問題発見解決型学習法)で学習してきたことはとても役立っていると思います。仕事をしていく中で、いろいろと身につけねばならないと感じることは多くありますが、自分で本など資料を調べて学習し、知識を得ることは、あまり苦にならないように感じます。それから、歯科衛生士の資格も取得していることで、子ども達に歯科保健指導をしたり、日常的に歯に異常がないか見てあげることもできます。今後も大学で学んだ知識、経験をベースに、子ども達をはじめ市民の皆さんに貢献できる職員になれるよう頑張っていきたいと思います。

新潟大学歯学部
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