実施事業

実施報告

インドネシア大学訪問報告

期日
2011年12月13日(火)
場所
インドネシア大学歯学部

1)インドネシア大学歯学部長Dr. Bambang Irawanより同大学における歯学教育概要の説明を受け、Dr. Risqa Rina Darwita等と共に学部および附属病院における教育内容について視察を行った。歯学部研究棟では、本学で学位を取得した Dr. Ariadna Djaisによる案内で、Oral Biology研究室を見学した。ここでは基礎医学分野が統合された大きな実験室が設置されていた。臨床科からの大学院生が多数、共通実験機器を用いて各自の研究を行い、Oral Biologyのスタッフから助言を受けるなど、設備・人材を有効に活用できる仕組みであると言える。附属病院では、同じく本学で学位を取得したDr. Bramma Kiswanjayaの案内で、主に学生臨床実習室と、それに隣接する専門外来を見学した。

Oral Biologyの研究室

学生臨床実習室

2)国際口腔保健医療人育成コ-スにおける教育カリキュラム構築のために、インドネシア大学歯学部学生56名を対象に質問紙によるアンケ-ト調査を実施した。これを本学に持ち帰り、集計・考察を行う。

3)若手教育研究者のための大学院教育に関する意見交換を行い、インドネシア大学歯学部と新潟大学歯学部で、国際口腔保健医療に関わる人材の交流と育成を推進していくことを申し合わせた。

4)インドネシア大学歯学部教員に日本留学経験者が多数いることから、日本留学を実践した上での問題点と課題点について意見を聴取し、受入先の教育環境のみならず生活環境への配慮も必要である旨意見交換を行った。

(左から)Dr.Ariadna, Bambang歯学部長、
小川准教授

インドネシア大学歯学部の式典用ジャケットを着て

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