平成14年度 新潟歯学会 総会

日時 平成14年4月20日(土)  9時より
場所 新潟大学歯学部講堂

プログラム

総会議事 9:00-9:30
一般講演 9:30-12:10


当日は学内向けに学会の中継を行います.
当日参加できなかった会員の方は事後にごらんいただくこともできます.

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学会の模様はこちらのページからご覧になれます(学内からのみアクセス可能です)
会員の方で学外より視聴を希望される方は、suzuki@dent.niigata-u.ac.jpまでご連絡ください.


座長奥田一博,岡本明

1. 9:30 ラット三叉神経節および臼歯歯髄におけるgalanin receptor-1発現について
○鈴木啓展1,2,吉江弘正1,前田健康2
新潟大学大学院医歯学総合研究科歯周診断・再建学分野1
新潟大学大学院医歯学総合研究科顎顔面解剖学分野2

2. 9:40 歯肉炎と歯周炎における組織浸潤T 細胞のクローナリティ解析
○伊藤晴江,大澤豊,山崎和久,吉江弘正
新潟大学大学院医歯学総合研究科摂食環境制御学講座歯周診断・再建学分野

3. 9:50 自己熱ショックタンパク60はマクロファージからの炎症性サイトカインの産生を増強する
○植木薫,多部田康一,山崎和久,吉江弘正
新潟大学大学院医歯学総合研究科摂食環境制御学講座歯周診断再建学分野

4.10:00 臨床シミュレーションシステムへのコンピュータの導入
―臨床予備実習への応用とその評価―
○富田文仁,牧野久史,子田晃一,岩久正明
新潟大学大学院医歯学総合研究科口腔生命科学専攻口腔健康科学講座う蝕学分野

座長魚島勝美,岩片信吾

5.10:10 当科における過去5年間のインプラント治療の臨床統計的検討
○色川裕士,佐藤孝弘,藤井規孝,橋本明彦,野村修一
新潟大学大学院医歯学総合研究科口腔生命科学専攻口腔健康科学講座加齢・高齢者歯科学分野

6.10:20 サイナスリフトを用いHA インプラントを植立した一例
○渡辺泰典,小柳光蔵
医療法人審美会鶴見歯科医院

7.10:30 Incidence of Fatigue Failure in Cast 0.8 mm Occlusal Rests
○C. GAPIDO, H. KOBAYASHI, O.MIYAKAWA1,
S. NAKANO1, S. OKAWA1, S. KOHNO
Divisions of Removable Prosthodontics and Dental Biomaterial Science1 , Niigata University Graduate School
ofMedical and Dental Sciences, Niigata City, Japan

8.10:40 小児歯科診療室を受診した0歳児の臨床的観察
○富沢美恵子,佐野富子,野田忠
新潟大学大学院医歯学総合研究科小児口腔科学分野

座長小野和宏,鈴木一郎

9.10:50 新潟中央病院歯科口腔外科における80歳以上の高齢者に対する歯科治療の現況
○鶴巻浩,星名秀行1
医療法人仁愛会新潟中央病院歯科口腔外科
新潟大学大学院医歯学総合研究科顎顔面口腔外科学分野1

10.11:00 顎口腔領域の癌患者に対する上部消化管内視鏡検査の有用性
○山中正文,飯田明彦,高木律男,小野和宏,星名秀行,藤田一,長島克弘,早津誠,池田順行
新潟大学大学院医歯学総合研究科顎顔面口腔外科学分野

11.11:10 口腔悪性腫瘍に対するドセタキセルの初期使用経験
○小田陽平,佐々井敬祐,新垣晋1
伊勢崎市民病院歯科口腔外科
新潟大学大学院医歯学総合研究科口腔生命科学専攻顎顔面再建学講座1

12.11:20 UFT 投与により腫瘍の完全消失がみられた下唇癌の1例
○佐々井敬祐,小田陽平,新垣晋1
伊勢崎市民病院歯科口腔外科
新潟大学大学院医歯学総合研究科口腔生命科学専攻顎顔面再建学講座組織再建口腔外科学分野1

座長星名秀行,新垣晋

13.11:30 口腔扁平上皮癌の遺伝子発現様相に基づくリンパ節転移予測因子の検討
○永田昌毅,藤田一,依田浩子2,星名秀行,井上達夫,
長島克弘,関雪絵,大西真3,大山登喜男3,新垣晋1,朔敬2,高木律男
新潟大学大学院医歯学総合研究科顎顔面口腔外科学分野,組織再建口腔外科学分野1,口腔病理学分野2,
長岡赤十字病院歯科口腔外科3

14.11:40 口腔粘膜上皮がん化過程における基底模型ヘパラン硫酸プロテオグリカン発現様式の変動
○五十嵐輝江1,依田浩子,大城和文,朔敬
新潟大学大学院歯学研究科1 医歯学総合研究科顎顔面再建学講座口腔病理学分野

15.11:50 長野赤十字病院口腔外科における睡眠時無呼吸症候群の治療の現状
○五島秀樹,横林敏夫,清水武,鈴木理絵,田尻朗子,近添真也
長野赤十字病院口腔外科

16.12:00 垂直的歯槽骨延長法のインプラントへの応用
○清水武,横林敏夫,五島秀樹,鈴木理絵,田尻朗子,
近添真也
長野赤十字病院口腔外科

休憩12:10〜14:00

特別講演14:00〜15:30

座長野田忠教授

演題摂食・嚥下障害の評価と対応

講師昭和大学歯学部口腔衛生学教室教授 向井美惠先生

特別講演
摂食・嚥下障害の評価と対応
昭和大学歯学部口腔衛生学教室向井美惠

抄録:
摂食・嚥下機能は、呼吸とともに生きるための基本機能であり、日常頻度高く繰り返されるため、障害されるとその及ぼす影響は大きい。口腔・咽頭領域は、摂食・嚥下を営む消化器官であると同時に呼吸器官でもあるため、機能障害が生じると低栄養、脱水などの栄養面だけでなく、誤嚥による呼吸器感染(誤嚥性肺炎など)や窒息などの事故を含めてその影響は広範囲にわたっている。摂食・嚥下障害は、機能が営まれる場を考えると歯科医療にとって非常に大きな問題であることは言うまでもない。特に機能衰退期の高齢者や障害者は、口腔領域の機能が全身に及ぼす影響が大きいため、全身状態を加味した歯科医療対応と機能不全への医療・保健・福祉の連携した対応が必要とされる。そこで、摂食・嚥下障害のある人に対しては、口腔の機能的な健康の維持や回復を目的に、誤嚥による呼吸器感染の予防や全身の栄養状態の改善などの機能援助を目指した歯科医療や機能訓練を含めた対応が不可欠である。これまでの歯科医療は、主に消化器官としての口腔の器質的な齲蝕や歯周疾患などの疾病と歯の欠如などの形態異常に対する治療を行い、咀嚼機能の回復を目指してきた。しかし、その対象の多くは診療室に来院することができ、口腔領域も一定の筋力がある者が対象であった。ここでは、これまでの歯科医療の対応を基礎にして、種々の疾患を併せ持ち機能の衰退過程にある要介護高齢者や障害者へ如何に対応していくかについて、機能評価の方法とそれに基づく実質的な対処方法を提示したい。

略歴:
1947年山梨県生まれ
1973年大阪歯科大学卒業
1974年東京医科歯科大学歯学部医員
(小児歯科学)
1976年同文部教官助手
(小児歯科学)
1978年昭和大学歯学部助手
(小児歯科学)
1981年昭和大学歯学部講師
(小児歯科学)
1989年昭和大学歯学部助教授
(口腔衛生学)
1997年昭和大学歯学部教授
(口腔衛生学)
現在に至る

平成14年度新潟大学歯学部同窓会・総会
学術講演会のお知らせ
日時:平成14年4月20日(土)15:45-17:30
場所:新潟大学歯学部講堂(2F)、歯学会と同じ
演題:「現代の歯内療法の潮流」
講師:新潟大学歯学部附属病院総合診療部教授興地隆史先生