平成17年度 新潟歯学会第1回例会

日時 平成17年7月9日(土)  9時〜16時45分
場所 新潟大学歯学部第3講義室(5F)

プログラム

一般口演:9:00-11:40
休憩:11:40-12:30
一般口演:12:30-13:20
休憩:13:20-13:45
教授就任講演:13:45-15:45


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座長: 程クン、山村健介

1.9:00
リンパ球による基底膜型ヘパラン硫酸プロテオグリカン・パールカンの産生
○山崎 学、依田浩子、程クン、朔  敬
新潟大学大学院医歯学総合研究科 顎顔面再建学講座 口腔病理学分野

2.9:10
顎関節関節腔形成における血管内皮細胞とマクロファージの動態
○鈴木晶子1、野澤-井上佳世子1、網塚憲生1, 2、前田健康1, 2
新潟大学大学院医歯学総合研究科 口腔解剖学分野1、超域研究機構2

3.9:20
口腔粘膜悪性境界病変の病理組織学的診断根拠としての機能性分子発現様式の解析
○小林孝憲1、2、依田浩子1、丸山 智1、程  ?1、高木律男2、朔  敬1
新潟大学大学院 医歯学総合研究科 1口腔病理学分野、2顎顔面口腔外科学分野
      
4.9:30
反射性嚥下誘発における一酸化窒素(NO)の重要性
◯木島 寛1、真貝富夫2、高橋義弘2、梶井友佳1、福島伸一1、田口洋1、山田好秋2、野田 忠1
1新潟大学大学院医歯学総合研究科 口腔健康科学講座 小児歯科学、2摂食環境制御学講座 口腔生理学

5.9:40
頭部運動時の関節可動域及び動揺
○齋藤 米蔵 平野 秀利 山田 好秋
新潟大学大学院医歯学総合研究科 摂食環境制御学講座 口腔生理学分野

座長:小林哲夫、藤田 一

6.9:50
歯周炎歯肉組織におけるCD1陽性細胞とnatural killer T細胞の免疫組織学的解析
○天沼亮子1 、中島貴子2 、植木−丸山薫1 、吉江弘正1 、山崎和久3
1新潟大学大学院医歯学総合研究科 摂食環境制御学講座 歯周診断・再建学分野、2新潟大学医歯学総合病院 歯科総合診療部、3新潟大学歯学部 口腔生命福祉学科 口腔衛生支援学講座

7.10:00 日本人歯周炎患者におけるMMP-1, -3遺伝子多型の解析
○板垣真奈美1 、久保田健彦1 、田井秀明1 、島田靖子1 、両角俊哉1 、山崎和久2 、吉江弘正1
1新潟大学大学院医歯学総合研究科 摂食環境制御学講座 歯周診断・再建学分野、 2新潟大学歯学部 口腔生命福祉学科 口腔衛生支援学講座

8.10:10
MMP-1遺伝子多型は口腔扁平上皮癌の易罹病性に関連する
○西澤理史歩、永田昌毅、藤田 一、星名秀行、板垣真奈美1、久保田健彦1、勝良剛詞2、新垣 晋3、栗田 浩4、大西 真5、吉江弘正1、高木律男
新潟大学大学院医歯学総合研究科 顎顔面口腔外科学分野、1歯周診断・再建学分野、2顎顔面放射線学分野、3組織再建口腔外科学分野、 4信州大学医学部 歯科口腔外科学講座5長岡赤十字病院 歯科口腔外科

9.10:20
一口量と食塊粒子に関する研究 ―小児と成人の比較―
○八木 和子、松山 順子、三富 智恵、田口 洋、野田 忠
新潟大学大学院医歯学総合研究科 口腔健康科学講座 小児歯科学分野

10.10:30
実験的に付与したリンガライズドオクルージョンの食物動態評価
○丸山 満1、河野正司、澤田宏二、本間 済、根岸政明2
新潟大学大学院医歯学総合研究科 摂食機能再建学
1明倫短期大学、 2(株)東伸洋行

座長:西山秀昌、朝日藤 寿一

11.10:40
慢性硬化性唾液腺炎における造影CTによる増強効果の経時的評価の有用性
○近藤千鶴、郷梨江香4、佐々木美紀4、林 孝文1、朔 敬2、程クン2、芳澤享子3、高木律男
新潟大学大学院医歯学総合研究科 顎顔面口腔外科学分野、1顎顔面放射線学分野、2口腔病理学分野、3組織再建口腔外科学分野、4新潟大学医歯学総合病院 歯科総合診療部

12.10:50
矯正患者における下顎頭骨変化,顔面形態および関節結節後者面傾斜の関連
○Gary A. Estomaguio1、山田一尋1、越知佳奈子1、齋藤 功1、林 孝文2
1新潟大学大学院医歯学総合研究科 口腔生命科学専攻摂食環境制御学講座歯科矯正学分野、2口腔生命科学専攻顎顔面再建学講座
顔面放射線学分野

13.11: 00
Anchorage Effect of Osseointegrated vs Nonosseointegrated Palatal Implants
○Fengshan Chen, Kazuto Terada1, Yassin Hemoudi, Isao Saito
Division of Orthodontics, Graduate School of Medical and Dental Sciences, Niigata University; Polyclinic Intensive Oral Care Unit, Niigata University Medical and Dental Hospital1

14.11:10
Hotz床併用二段階口蓋形成手術を行った片側性唇顎口蓋裂患者における外鼻形態の成長変化
○古里 美幸1、森田 修一1、朝日藤 寿一1、竹村 史1、小野 和宏2、
高木 律男2、齊藤 力3、齋藤 功1
新潟大学大学院医歯学総合研究科 1歯科矯正学分野、2顎顔面口腔外科学分野、3組織再建口腔外科分野

15.11:20
上唇に発生した多形性腺腫の1例
○吉開義弘1、宮島 久1、強口敦子1、平野千鶴1、大溝裕史2
会津中央病院 1歯科口腔外科 2歯科麻酔科

16.11:30
唾液腺基底細胞腺腫の細胞学的診断における新しい判定基準
○原  仁1, 2、 小山敏雄2、 須田耕一3、 朔  敬4
1山梨県立あけぼの医療福祉センター検査科、2山梨県立中央病院病理検査科、3順天堂大学医学部病理学講座、4新潟大学大学院医歯学総合研究科口腔病理学分野

休憩
11:40-12:30

座長: 小林正治、田中 裕

17.12:30
発達障害患者の歯科治療における問題点と対応 −広汎性発達障害について−
○中野 久
新潟県立精神医療センター 歯科口腔外科・口腔リハビリテーション科

18.12:40
当科外来で全身管理した歯科インプラント手術の動向       
○前川孝治1、豊里 晃1、荒井良明2、櫻井直樹2、佐藤一弘2、佐藤孝弘2、藤井規孝2、石井多恵子1、岡部香織1、田中 裕1、星名秀行2、瀬尾憲司1、魚島勝美2、斉藤 力2、高木律男2、染矢源治1
新潟大学医歯学総合病院口腔外科、1歯科麻酔科診療室、2インプラント診療班

19.12:50
佐渡市立両津病院歯科口腔外科における抗血栓療法患者の非休薬観血処置〜当科の対応とアンケート調査からの考察〜
○児玉泰光1、高木律男1、飯田明彦1、猪本正人2、大鳥居淳1.2、山中正文1、神田健史3、高宮治生3
1新潟大学大学院顎顔面口腔外科学分野、2佐渡市立両津病院歯科口腔外科、3佐渡市立両津病院内科

20.13:00
厚生連三条総合病院歯科口腔外科における最近5年間(00'-04')の外来患者の臨床統計的観察
○中山雄二
三条総合病院歯科口腔外科

21.13:10
新潟大学医歯学総合病院口腔再建外科診療室の受診患者動向に関する検討
○相川 弦1、長谷部大地1、金丸祥平1、小林正治1、鈴木一郎2、新垣 晋1、齊藤 力1
1新潟大学大学院医歯学総合研究科 顎顔面再建学講座 組織再建口腔外科学分野 2
新潟大学医歯学総合病院 地域保健医療推進部

休憩
13:20-13:45

教授就任講演
13:45-15:45

座長: 宮崎秀夫 副会頭

13:45-14:45

演題:歯科総合診療部に求められるもの
講師:新潟大学医歯学総合病院 歯科総合診療部 魚島 勝美 教授

14:45-15:45
演題:矯正学と矯正臨床−その現況と展望−
講師:新潟大学大学院医歯学総合研究科 口腔生命科学専攻 摂食環境制御学講座 歯科矯正学分野 齋藤 功 教授

教授就任講演抄録

歯科総合診療部に求められるもの
新潟大学医歯学総合病院 歯科総合診療部
魚島 勝美 教授

 歯科医学や歯科医療を充実させ、大学という組織の活動成果を社会に還元していくという点で、歯学教育は非常に重要です。新潟大学歯学部は全国の国立大学法人の中にあって、教育面でも画期的な考え方を早期から導入して実績を挙げている歯学部として認識されているようです。これは新潟大学創成期より現在に至るまでの諸先輩方のご努力の賜と思っております。ところが、近年の社会情勢の変化は、これらの実績の上に私たちがあぐらをかくことを許してはくれないようです。例えば、社会の高齢化に伴う、臨床実習にご協力いただける患者様の減少、学生の態度教育は歯学教育以前の問題であるというかつての常識の崩壊など、我々教員の意識改革なしには乗り越えられない歯学教育上の難問が山積しています。一方、平成18年度からは歯科医師臨床研修が必修化されます。国を挙げての新しい制度の下で、いかに有意義な研修を提供できるかを考える必要もあります。
 すでに平成16年1月1日より本学医歯学総合病院歯科総合診療部を担当させていただいておりますが、当診療部に求められる役割の中心は歯学部学生の臨床教育および卒後臨床研修の充実であるという基本認識に基づき、本講演では、我々が目指すべき道について私なりの意見を申し述べさせていただこうと思います。多くの方からのご意見、ご批判を賜れれば幸いに存じます。

ご略歴
1985年 3月 東京医科歯科大学歯学部卒業
1989年 3月 東京医科歯科大学大学院歯学研究科修了・歯学博士
1989年 6月 東京大学医学部口腔外科学教室助手
1992年 4月 米国NIH Visiting Researcher
1993年 3月 米国ノースカロライナ大学歯学部 Visiting Research Scholar 
1995年10月 癌研究所生化学部研究生
1997年 4月 東京医科歯科大学歯科補綴学第2講座助手
2000年 4月 東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科医歯総合教育開発学分野講師
2001年11月 新潟大学大学院医歯学総合研究科加齢・高齢者歯科学分野助教授
2004年 1月 新潟大学医歯学総合病院歯科総合診療部教授

矯正学と矯正臨床 ―その現況と展望―
新潟大学大学院医歯学総合研究科 口腔生命科学専攻
摂食環境制御学講座 歯科矯正学分野
齋藤 功 教授

 矯正臨床は、矯正学を土台として知識の蓄積がなされた後、それを基にして技術を提供することで実践されています。一般に矯正学とは、顎顔面複合体の成長、咬合の発育および歯・顎顔面の異常に関する治療について研究する歯学の一分野ですが、矯正学を意味する”Orthodontics”が、ギリシャ語の”Orthos”=correct, “odont”=tooth, “ikos”=science,を語源としていることから、端的に言えば、歯を整直させ咬合を整える治療行為について研究する学問であると要約できるでしょう。したがって、歯あるいは咬合を整えるという臨床行為を正確に実践した上で、それを裏付ける事象、すなわち表出してこない生物学的背景について基礎的あるいは臨床的に研究していくことが重要であると考えてきました。
 実際、私自身臨床を実践しながら、矯正力に対する生体反応のメカニズムについて興味を抱き、拡大力に対する縫合部の改造機転を組織学的に検索したり、歯の移動に伴う痛みの生物学的メカニズムとそれに関連した歯槽骨改造現象について研究してまいりましたので、前半ではそれらの研究の一端をご紹介したいと思います。
 一方、矯正臨床において治療の対象となる不正咬合は極めて多様なわけですが、特に、矯正臨床医にとって対処に苦慮することの多い開咬合症例や偏位咬合症例に興味をもち臨床例を積み重ねてまいりました。そこで後半では、矯正臨床医として最低限果たすべき治療のゴールにも言及しながら、症例を提示したいと考えています。
 最後に、歯学・歯科臨床の一部を担う矯正学・矯正臨床に残された課題と展望、ならびに矯正治療に対する社会からの信用を維持、向上させるにはどうあるべきかについても言及したいと思っています。

ご略歴
昭和59年3月 新潟大学歯学部卒業(14期生)
昭和63年3月 新潟大学大学院歯学研究科修了(歯科矯正学専攻)
昭和63年4月 新潟大学歯学部助手 (歯科矯正学教室)
平成4年1月
〜平成4年12月 オハイオ州立大学客員講師
平成8年4月 新潟大学歯学部附属病院講師(矯正科)
平成16年10月 新潟大学医歯学系教授(大学院医歯学総合研究科・歯科矯正学分野)

お知らせ

一般講演抄録集

新潟歯学会雑誌の原稿募集

下記の日程で新潟歯学会雑誌を刊行します。 奮ってご投稿ください。 
その際、投稿規程に従うようご注意ください。
第35号2号
受付締切:平成17年10月21日
発行予定:平成17年12月16日
原稿送付先:〒951-8514 新潟市学校町通り2-5274番地新潟大学大学院医歯学総合研究科新潟歯学会編集係 特殊歯科総合治療部 大島邦子 宛

新潟歯学会の演題募集

下記の日程で新潟歯学会を開催します。 奮ってご応募ください。
なお、発表は歯学会会員に限ります。

第2回例会
開催日:平成17年11月5日
演題募集締切:平成17年9月15日

演題申込先:〒951-8514 新潟市学校町通り2-5274番地 新潟大学大学院医歯学総合研究科 顎顔面口腔外科学分野 新潟歯学会集会係 永田 昌毅 宛

参加者の皆様に お知らせとお願い

◆演者の方へ
1.口演時間
口演時間は7分、討論は3分です。 厳守して下さい。

2.PCプレゼンテーションを希望される場合
1)学内演者の方は前日までに集会係にスライド原稿ファイル(パワーポイント)を提出ください。 原則としてWindows版を使用ください。
学外演者の方は前日までに郵送等で集会係に原稿ファイルを提出ください。
2)著作権の関係等で集会係の用意したPCによる映写を希望しない演者の方は当日発表の30分前までに映写に用いるご自分のPCを持参ください。
3)PCプレゼンテーションに際し、PCの設定不調等による映写上のトラブルについては集会係で責任を負いかねます。 当日持参したPCで映写される場合等、事前の設定ができない場合、必ずフィルムスライド等によるバックアップの準備をしてください。
3.スライド映写方式を希望される場合
1)スライドの映写操作はすべて各演者の所属教室で行ってください。
コダックのプロジェクターを会場の所定の位置に用意してあります。
2)次演者のスライド映写担当者はスライドトレーを持参し、遅れずに所定の席
(プロジェクター席のすぐ後方)についてください。
3)学外演者の方にはスライドトレーおよびスライド映写係りを用意いたします。 
なお、スライド映写関係でご不明な点は会場係にお尋ね下さい。

◆座長の方へ
プログラムの進行はお二人の座長の方にお任せしますので、よろしくお願い致します。 口演に決められた持ち時間の厳守をお願いします。

◆討議される皆様へ
質疑、追加討議は座長の指示に従い、所属・氏名を明らかにした上で行ってください。