どうして歯が動くの?
矯正治療アニメーションムービーはこちら
モーフィングムービーはこちら
正面
QuickTime Movie(487K)/MPEG4 Movie(332K)
側面
QuickTime Movie(721K)/MPEG4 Movie(352K)
歯の根っこは歯槽骨という顎の骨の中に埋まっていますが、正常な状態では歯の根っこと歯槽骨はつながっていません。歯と歯槽骨の間には歯根膜と呼ばれるクッションの様な役割をする組織があります。


矯正装置の針金が元の形に戻ろうとする力が歯にかかると、歯の根っこの周囲の歯根膜という部分が引っ張られたり、圧迫されます。歯根膜の中には神経や血管や骨を作ったり、溶かしたりする細胞があるため、これらの細胞が矯正力に反応して回りの歯槽骨を溶かしたり、作ったりするため歯の位置が少しずつずれて歯が移動します。


ただし、歯が移動すると言っても、目に見えて動くわけではなくせいぜい1カ月に2-3ミリくらいのレベルです。ですから、治療が終了するまでは2年から3年かかるのです。実際の治療の最初から最後までの各ステップをつなげてモーフィングムービーにしましたので見て下さい。