新潟大学大学院医歯学総合研究科 口腔生命科学専攻口腔健康科学講座 う蝕学分野
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ご挨拶
私のプロファイル
 1984年東京医科歯科大学歯学部卒業。臨床実習で経験した歯内療法の難しさや奥の深さが専攻のきっかけとなりました。大学院生として、臨床を支える基礎研究の重要性、そして何よりも研究の楽しさを学んだ経験も、現在の私の根底を支えています。新潟大学には2001年に総合診療部教授として着任し、2003年10月より現職を務めています。十数名の粒ぞろいのスタッフとともに、歯科医療の要というべき歯内療法学、保存修復学の教育・臨床・研究に切磋琢磨しています。
私たちの臨床
歯科保存治療(歯内療法・保存修復)の専門外来
 歯内療法と保存修復の専門外来として、先端的な臨床コンセプトの実践に取り組んでいます。歯内療法の領域では、歯科用マイクロスコープの積極的活用により、一般的な症例に精密な処置が可能となることに加えて、根管壁穿孔、根管内異物、異常根管形態などの難症例に劇的な治療効果が得られることをしばしば経験しています。また、質の高い歯内療法を効率的・確実に行うため、Ni-Tiロータリーファイルなどの先端的器材の整備にも努めています。さらに保存修復の領域では、「変色歯外来」、「CAD/CAM外来(先進医療)」の二つの専門外来を運用しながら、「接着」、「ミニマムインターベンション」、「審美」をキーワードとする専門的医療の提供を行っています。
歯科保存治療(歯内療法・保存修復)を志す皆さんへ
 歯内療法、保存修復とも、歯科医師として第一にマスターすべき根幹的内容を含むことは疑いありません。一方で、余りに身近な存在であるだけに、「ひと味もふた味も違う」ことが「第三者に認められる」専門性を備えるためには多くの努力が必要です。また、二つの領域とも器材や術式の進歩は急速で、自分自身をup-to-dateに保つことは容易ではありませんが、この事実は意外と認識されていないようです。
 私たちの診療室ではこれらを踏まえ、「専門性」を縦軸、「全人的な歯科医療」を横軸として、皆さんが安心・安全かつ高質な医療を実践できるための、基礎から最先端までの習得を援助しています。専門医や認定医の資格取得を支援することももちろんです。
 さまざまな歯科治療の「基礎工事」、あるいは歯の保存の「最後の砦」としてその後の治療経過を大きく左右する歯内療法、豊富で多彩なニーズへのきめ細かく速やかな対応を通じて、患者様に大いに喜ばれる医療が提供できる接着・審美歯科治療などを、自信を持って確実に、さらにはやり甲斐を感じながら楽しく行うことは、長い歯科医師人生の大きな財産になるものと信じています。
私たちの研究
バイオロジー/バイオマテリアルサイエンスと臨床の連携
 私たちの分野ではバイオロジーとバイオマテリアルサイエンスとを二本の柱とし、さらに臨床との連携を着想の原点かつ究極の目標としながら、う蝕とその継発疾患(歯髄疾患、根尖部歯周組織疾患)の病因、病態、治療法に関係する幅広い内容を研究対象としています。具体的なテーマは、長期的展望に立ったスケールの大きいものから、速報性が重視される実学的・短期完結型のものまでさまざまですが(詳しくはこちら)、いずれも国際レベルの成果を目指して取り組んでいます。最近は、若手・ベテランを問わず次々と英文論文を世に問う状況で、活況の中うれしい悲鳴をあげています。
研究を志す皆さんへ
 研究の醍醐味は、未知の事象を解き明かす「探求の旅」にも例えられるプロセスにあると考えています。既知の事実を学べば事足りることが多かった学生時代との最大の違いでもあります。この道程に多少なりとも伴う紆余曲折の中で皆さんのモチベーションを維持・向上させるためには、興味に基づく自由な発想や独自性を尊重することが何よりと思っています。適材適所の指導者とともに、探求の旅を楽しく歩んで頂くことを期待しています。また、皆さんが世界に羽ばたく第一歩になればとの願いから、大学院生の国際学会発表や英文論文出版の実績も続々と重ねています。
 さらに、柔軟性や吸収力が豊富な若き日に、論理的な思考力、エビデンスの分析に基づく判断力やプレゼンテーション能力を養うという意味でも、研究への参加が皆さんの将来にポジティブに働くことは疑いありません。私たちの教室では、たとえ短期間のみ在籍される方であっても、希望に応じて研究活動や学会発表を経験して頂いています。卒後二年目のレジデントによる学会発表が受賞の栄誉に輝いたことは、最近のトピックスです。

主任 : 教授 興地 隆史
E-mail : t-okiji

新潟大学大学院医歯学総合研究科
口腔生命科学専攻口腔健康科学講座 う蝕学分野
〒951-8514
新潟市中央区学校町通2-5274
Tel:025-227-2865 Fax:025-227-2864

医局長:竹中 彰治
E-mail:takenaka
※メールアドレス(アカウント)の後に、
 @dent.niigata-u.ac.jp を付けてください。

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