口唇裂・口蓋裂児の出生に関する実態調査

 一般社団法人日本口蓋裂学会の学術調査委員会が主導し、全国規模で「口唇裂・口蓋裂児出生に関する実態調査」の準備が進められています。その中で、新潟県で先進的に口蓋裂治療に取り組んできた当科も調査機関として協力することになり、倫理委員会の承認を得ました。少子高齢化が加速している本邦および新潟県において、最新の口唇裂・口蓋裂の実態を把握し、今後の口蓋裂治療をより良いものにすることが本研究の目的であり、我々医療者の責務と考えています。

調査方法や期間、患者様の利益

 口蓋裂学会学術調査委員会で制作した調査票を用いて調査検討を行います。2013年1月から2014年12月の2年間に、口唇裂・口蓋裂で当科を初診した患児およびそのご家族を対象者に選定し、研究内容については文書を用いて説明し、同意文書で了解が得られた場合のみ資料を利用します。研究期間は倫理員会承認後から2017年3月31日までとします。主任研究者および分担研究者は、得られたデータを当科の患者情報に関して対応表を提供しない連結可能匿名化データとして口蓋裂学会に提出します。 口蓋裂学会では学術調査委員会が主導して解析検討を行います。なお、当施設と同様に口蓋裂学会の全学会員に調査協力を依頼し、得られたデータは口蓋裂学会総会で発表し、将来的に日本口蓋裂学会雑誌に論文として報告することを予定しています。この調査・研究により、口唇裂・口蓋裂の患児の実態が把握可能となり、実状に即した適切で効果的な医療の提供が期待されます。
 詳細につきましては一般社団法人 日本口蓋裂学会トップページをご参照ください。(当科のウェブページではありません。)


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