第43回(一社)日本口蓋裂学会総会・学術集会

会期:2019年5月29日(水)~31日(金)
(29日(水)役員会、30日(木)~31日(金)総会・学術集会)
会場:朱鷺メッセ(新潟県新潟市中央区万代島6番1号)
テーマ:「世代を越えて beyond the generation」
学会ホームページ :http://admedic.jp/jcpa43/




大会長挨拶

 この度、第43回日本口蓋裂学会総会・学術集会を平成31年(2019年)5月30日(木)、31日(金)の二日間で、新潟市朱鷺メッセにおいて開催させていただきます。お蔭様で、新潟での開催は既に4回目となります。前回は第35回の齋藤 功教授(新潟大学歯科矯正学分野)でしたので8年前にあたりますが、当教室の先代・大橋 靖名誉教授が担当された第7回(1983年)から数えると36年が経過することになります。この1983年はちょうど当科にてHotz床併用二段階口蓋形成法を開始した年にあたります。以来、多くの患者さんの世代を超えた対応をしてきました。そうした意味も含め、今回のメインテーマは「世代を越えて beyond the generation」とさせていただきました(ちなみに、「越えて」は越後・新潟を意識しての文字使いです)。長期管理の必要な口唇裂・口蓋裂児へのチーム医療(異職種構成員の世代を超えた連携)の重要性と医療技術の伝承(同種構成員の世代を超えて)そして患児のみでなく両親・親族を含めた世代を超えた管理(患児家族の世代を超えて)などを意識した大会にしたいと思っています。
 そのために、教育講演として神奈川県立こども医療センター周産期医療部門産婦人科部長の石川浩史先生に、遺伝相談も含めた出生前診断に関する最新情報についてお話しいただきます。また、特別講演として、イタリアのProf. Maria Costanza Meazziniに長期予後に関するお話を、インドのProf. Shinivas Gosla Reddyに外科医の立場から形成手術に関するお話をお願いしております(詳細は後日更新させていただきます)。その他、シンポジウムやパネルディスカッション、ビデオセッションなどを予定しておりますので、面白い企画がありましたら、お聞かせいただければ参考にさせていただきたいと思います。なお、これらのコーディネートも含めて、今後ますます皆様にお願いすることも増えると思います。ご協力いただけますようよろしくお願いいたします。
 さて、開催地である新潟市は、信濃川と阿賀野川の二大河川の河口という水運の拠点として有利な場所に位置し、江戸時代から西回り航路(北前船)の寄港地として栄えましたが、安政5年(1858年)日米修好通商条約締結により、函館・横浜・神戸・長崎と並び開港五港の一つとして、日本海側で唯一、明治元年11月19日(1869年1月1日)に開港し、2019年1月1日でちょうど150年を迎えます。現在も佐渡航路や長距離フェリー、クルーズ客船が寄港する人流中心の西港区と、昭和44年(1969年)に掘込み式港湾として開港した、コンテナターミナルを核とする物流及び工業中心の東港区の2つから構成され、コンテナ貨物は本州日本海側で最大の取扱量を誇ります。会場はその西港に位置し、佐渡航路発着地に近接する朱鷺メッセです。会員懇親会はこの西港を見渡せ、夕日が日本海から佐渡ヶ島に沈む展望を楽しんでいただく予定です。なおこの時期は、新潟の隠れた名物・枝豆の最初の品種である「やひこ娘」が出始めています。新潟のお酒、海の幸と合わせて最高の季節と言っても過言ではありません。
 少子高齢化が叫ばれていますが、本疾患は一定の割合で生じ、患児・家族の抱える悩みはより複雑になり、逆に治療のゴールも上がっています。多くの専門家が集まり十分に意見交換し、患児・家族のためになる医療を伝承することが必要です。毎年の本学会を通し、これからの日本の未来を担う重要な一員として、障がいをもって生まれてきた子どもがチーム医療のもと、個性ある成人として一般社会で活躍できるように、ご家族とともに成長を見守ってあげられることが一番と思います。多くの先生方がお誘いあわせの上ご参集いただき、活発に意見交換いただくことにより、二日間が皆様にとって実りあるものになることを信じています。教室員一同鋭意準備・運営いたしますので、ご協力いただけますようよろしくお願いいたします。

平成30年5月吉日
第43回日本口蓋裂学会学術集会 大会長 髙木律男

第74回NPO法人日本口腔科学会学術集会

会期:2020年4月15日(水)~17日(金)
(15日(水)役員会、16日(木)~17日(金)総会・学術集会)
会場:朱鷺メッセ(新潟県新潟市中央区万代島6番1号)
テーマ:未定
プログラム等の詳細は後日更新致します。