研究推進機構超域学術院 歯周 - 全身プロジェクト 山崎研究室

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Hatton Award 最終選考を終えて第90回 IADR Iguassu Falls大会

野中 由香莉


 この度、ブラジルで行われました第90回IADR Iguassu Falls大会 Hatton Award最終選考に参加させて頂きましたのでご報告させて頂きます。このような貴重な機会をいただけたことを大変光栄に思います。

 歯科分野の国際的な学術大会はいくつかありますが、その中でもIADR(International Association for Dental Research)は年一回開かれる最も大きな学術大会です。IADRには若手の研究者を対象としたいくつかの賞が設けられていますが、今回私が最終選考に参加させて頂きましたIADR/Unilever Hatton Awardsは、特に広く知られた権威ある賞です。昨年10月に広島で開催されましたJADRでの国内選考を通過し、日本からは私を含め4名がSenior-Basic ScieneceのカテゴリーのCompetitionに参加しました。候補者に対しては、地球の裏側までの旅費、宿泊費、学会参加費全てIADRが負担してくれるという、若手には大変有り難い待遇でした。

 Competitionは、スライドでのプレゼンテーションと質疑応答からなり、上位1位と2位が表彰されます。残念ながら、今回日本からの代表者は全員入賞を逃してしまいましたが、これは英語でのプレゼンテーションという日本人が最も苦手とするハードルが大きかったと感じます。結果としては力及ばず残念でしたが、このような機会を通して、国内、国外のたくさんの先生方から貴重なご意見をたくさんいただくことができました。自分の課題を見つけることができたことも大変有意義な経験でした。また、世界中から集まった若手研究者の方々と交流することができたのは、とても素晴らしい経験でした。研究内容だけでなく、それぞれの環境、夢、モチベーションなどについて語り、多くの刺激を受けました。彼らと夜中まで踊り明かしたことはとても楽しい思い出です。

 また、最終候補者はレセプションに招待されるのですが、ここでの表彰は大変喜ばしいことでした。4年間指導して下さった山崎教授が自分のことのように喜んでくださったことが、なによりも嬉しく感激して涙が出そうでした。大学院生活の中では、時には実験が全くうまくいかずボロボロになりながら研究室で泣いた日もありましたが、そんなことも全て報われたように思います。いつも温かく御指導下さった先生方、親身になって支えて下さった先輩方、そして暑い日も寒い日も動物施設に通い共に頑張ってきた同期と後輩のみんな、山崎ラボのメンバー皆さんのおかげでこのような大変名誉な機会を得ることができました。本当に心から感謝しております。山崎ラボで頑張ってきてよかったなぁと心から思った瞬間でした。

 ぜひ後輩の皆にもチャレンジして欲しいと思いますし、その努力が報われる日が必ず来ると信じています。そして、山崎ラボだからこそできる経験がたくさんあると思います。今回のHatton Awardだけでなく、このような国際学会に参加する機会を大学院生のうちから与えていただいたことによって、自分の視野を広げることができましたし、留学へのモチベーションになったことは言うまでもありません。

 本当に楽しく、大変貴重で、有意義な経験をさせて頂きました。この経験を糧として、今後も更に研鑽を重ねてまいりたいと考えております。

 最後になりましたが、改めまして山崎ラボの皆様方にこの場をお借りして心より御礼申しあげます。本当に有り難うございました。

ポスターの前で 山崎先生,多部田先生と
山崎先生とレセプション会場にて
授賞式にて 左はIADR会長
世界遺産イグアスの滝も見ました