同窓会だより
平成7年秋の第35回全国歯科大学同窓・校友会懇話会に出席して・・・会長 梶川幸良
平成7年度、秋の全歯懇は鹿児島大学歯学部同窓会の当番にて開催されましたが、本会より梶川会長が出席しました。

日時:平成7年ll月4日(土)午後3時30分-7時

場所:サンロイヤルホテルエトワール

1.シンポジウムテーマ「これからの日本人の咬合を考える」

[1]「未来の日本人の顔はこうなる」
講師:国立科学博物館人類研究部 部長 馬場悠男

猿人の出現(l60万年前)から最初のアジア人のジャワ原人(l10万年前)そして北京原人(65−25万年前)を経て日本人の祖先である南方モンゴロイトの港川、縄文式人そして、北方モンゴロイトの拡大による弥生式時代以後の新人、現代人まで人類の変連を顔面頭蓋と歯の変化のN係を中心に壮大な歴史を講演されました。

[2]咬合育成は歯科保健の柱」
講師児島大学歯学部歯科矯正学講座 教授 伊藤学而

歯科界ではここ数年、歯科保にの目標として8020運動を唱え、う触や歯周疾患の予防と適切な処置を広く内外に訴えている。おそらく20本の歯があれば咬合を維持し、十分なs咀嚼が出来ると考えてのことであろう。 同教室では、後天的な因子が咬合の発連という時間変化に及ぽす影饗を中心にいくつかの野外調査と動物実験を行ってきたが、その過程で知られたことを基盤として、新しい歯科保健のあり方について講演されました。

2.協議

次期全歯懇開催・・・岡山大学歯学部当番校
平成8年6月8日予定

今回もこの様な講演会形式で開催されましたが、今後どのような位置づけ、方向を目指すのか、まだ桔論が出ず、持ち越しと成りました。


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