実施状況

大学院GP事業FD講演会報告

講演会の様子1

平成20年11月26日(水)、大学院教育改革支援プログラム(大学院GP)事業の一環としてFD講演会が歯学部講堂において開催されました。このFD講演会は、平成20年度に新潟大学大学院医歯学総合研究科口腔生命科学専攻から申請し、大学院GPに採択された「プロジェクト所属による大学院教育の実質化について」教員への概要説明をおこなうものとして企画、実施されました。

口腔生命科学専攻は医歯学総合研究科の理念・目標の下で運営されていますが、教育内容・方法についてはこれまで各指導教員に委ねられてきました。一方、歯科医師臨床研修の必修化に伴い、大学院への入学希望者の多くが臨床志向となっています。今年度大学院GPに採択されたプログラムは、このような背景の中で教育課程を「リーダー養成コース」と「主専攻展開コース」とに分け、新しく設置する大学院教育開発センターの一元管理の下で大学院教育の実質化を図ろうとするものです。

今回のFD講演会は、新潟大学大学院医歯学総合研究科長の前田健康教授が講師を務め、大学院GPに採択されたプログラムの申請に至るまでの経過と取り組み概要について説明していただきました。

はじめに、これまで行われてきた大学院改革の進捗状況の説明、改革の方向性とそれを支援する競争的資金の種類と位置づけについて概説いただきました。続いて、大学院GP採択状況と今回採択されたプログラムを申請した背景および今後の取り組みについての説明がありました。結びとして,本プログラムの遂行にあたっては、各教員の積極的な参画と、実質的かつ斬新的なアイデアを提供して欲しいとの依頼がありました。

なお、当日は約100名の教職員が参加し、活発な意見交換が行われました。

講演会の様子2