大学院教育開発センター

顎顔面口腔外科学分野

過去7年間の学位論文発表状況

  学位論文の対象 単著
共著		 発行の年月
発表雑誌名
巻
頁		 発表者氏名
1 RTrp53 affects the developmental anomaly of clefts of the palate in irradiated mouse mbryos but not clefts of the lip with or without the palate 共著 2006
Radiation Res.
166
877-882		 奈良井省太
2 The 2G allele of promoter region of Matrix metalloproteinase-1 as an essential pre-condition for the early onset of oral squamous cell carcinoma 共著 2007
BMC Cancer
7
187		 西澤理史歩
3 二次的顎裂部骨移植の時期の違いが顎顔面の成長発育におよぼす影響について 共著 2007
日口蓋誌
32
283-298		 碓井由紀子
4 Immunocytochemical localization of caveolin-3 in the synoviocytes of the rat temporomandibular joint during development 共著 2008
Anat Rec (Hoboken)
291(3)
233-241		 庭野将広
5 顎口腔領域の癌と上部消化管病変に関する研究 共著 2008
口科誌
57(3)
303-310		 山中正文
6 Diagnostic value of ITGA3, ITGB4 and ITGB5 expression levels for the clinical outcome of tongue squamous cell carcinoma 共著 2008
Cancer
112
1272-1281		 黒川 亮
7 A local bone anabolic effect of rhFGF2-impregnated gelatin hydrogel by promoting cell proliferation and coordinating osteoblastic differentiation 共著 2009
BONE
44
699-707		 小玉直樹
8 Tetraspanin gene
expression levels as potential biomarkers for
malignancy of gingival squamous cell carcinoma.		 共著 2009
Int J Cancer
124
2911-2916		 平野千鶴
9 FGF23 is mainly synthesized by osteocytes in the regularly distributed osteocytic lacunar canalicular system established after physiological bone remodeling. 共著 2009
J. Electron Microsc.
58（6）
381-392		 Ubaidus Sobhan
10 Intermittent parathyroid hormone (PTH) administration stimulates preosteoblastic proliferation without leading to enhanced bone formation in the absence of osteoclasts. 共著 2009
Journal of Bone and Mineral Res
24 (9)
1586-1597		 Paulo Henrique Luiz De Freitas
11 Histopathological varieties of oral carcinoma in situ: Diagnosis aided by immunohistochemistry dealing with the second basal cell layer as the proliferating center of oral mucosal epithelia. 共著 2010
Pathol Int
60（3）
156-166		 小林孝憲
12 高齢者の顎関節症に関する臨床統計的検討　―20歳代発症者― 共著 2010
口科誌
59（3）
105-112		 岡崎敦子
13 Nuclear translocation of β-catenin syncronized with loss of Ε-cadherin in oral epithelial dysplasia with a characteristic two-phase appearance 共著 2011
Histopathology
59
283-291		 Carlos G Alvarado
14 マイクロRNA-17-92はBcl11bの発現を抑制し、アポトーシスを誘導する 共著 2011
新潟歯学会誌
41(2)
77-84		 西川敦
15 急性DSS腸炎におけるテルミサルタン注腸治療効果の検討 共著 2011
消化器と免疫
47
80-84		 山口花
16 Clinicopathological distinction of two categories of oral squamous cell carcinoma of the tongue: de-novo and sequential types 共著 2012
Oral Med Pathol
16
81-88		 斎藤正直
17 Zoledronic acid induces S-phase arrest via a DNA damage response in normal human oral keratinocytes. 共著 2012
Archives of oral biology
57
906-917		 大貫尚志

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過去7年間の科学研究費補助金・各種研究助成金の採択状況
（2006～2012：研究代表者のみ）

  年度 研究費名称 研究期間 研究課題名
1 2006 日本学術振興会科学研究費補助金　基盤研究（C） 2006～2007 MMP-1遺伝子多型2Gアリルは口腔癌発症のリスクを増加させる。
2 2006 日本学術振興会科学研究費補助金　若手研究（B） 2006～2007 口唇口蓋裂発生メカニズムとp53遺伝子依存性アポトーシスの先駆的研究。
3 2006 日本学術振興会科学研究費補助金　基盤研究（C） 2006～2007 培養骨膜細胞とFGF2の増殖分化誘導による歯槽骨増生法のインプラントへの応用。
4 2007 日本学術振興会科学研究費補助金　若手研究（B） 2007～2009 ファーロー法による二段階口蓋形成手術法実施症例の長期言語成績について。
5 2007 日本学術振興会科学研究費補助金　若手研究（B） 2007～2009 凍結培養細胞を用いた培養複合口腔粘膜の治癒機転を解明する。
6 2007 日本学術振興会科研究費補助金　萌芽研究 2007～2008 A-GTRによる唇顎口蓋裂の破裂縁組織延長。
7 2007 日本学術振興会科学研究費補助金　基盤研究（C） 2007～2008 免疫関連遺伝子多型を用いて口腔多発癌に有用な疾患感受性マーカーを探る。
8 2007 日本学術振興会科学研究費補助金　若手研究（B） 2007～2008 下歯槽神経障害に対するリコンビナント神経栄養因子の再生促進効果。
9 2007 新潟大学プロジェクト推進経費（若手研究者奨励研究） 2007 人工受精卵およびコンソミックマウスを用いた放射線誘発マウス口蓋裂感受性遺伝子の検索。
10 2007 新潟大学プロジェクト推進経費（若手研究者奨励研究） 2007 関節症患者にみられる顎関節滑膜組織の退行性変化の解析。
11 2008 日本学術振興会科学研究費補助金　基盤研究（C） 2008～2010 口腔癌のMultigene精密診断への重回帰モデルの応用。
12 2008 日本学術振興会科研究費補助金　基盤研究（C） 2008～2010 培養骨膜によるインプラント適応拡大に向けた臨床骨再生。
13 2008 日本学術振興会科研究費補助金　若手研究（B） 2008～2010 p53ノックアウトマウスを用いた新規口唇口蓋裂感受性遺伝子の検索。
14 2008 日本学術振興会科学研究費補助金　基盤研究（B） 2008～2010 ヒト免疫不全ウィルス感染者の唾液検査による治療効果および感染性判定法の確立。
15 2008 日本学術振興会科学研究費補助金　若手研究（B） 2008～2009 口腔粘膜癌におけるケラチン発現プロフィールを制御する分子機構。
16 2008 日本学術振興会科学研究費補助金　若手研究（B） 2008～2010 顎関節滑膜組織の退行性変化とその誘発・進行因子の解析。
17 2008 日本学術振興会科学研究費補助金　若手研究（B） 2008～2009 ストレスが顎関節滑膜表層細胞の分化とカベオラ形成に与える影響。
18 2008 新潟大学プロジェクト推進経費（奨励研究） 2008 ケラチン分子種発現を指標にした口腔粘膜の再発性悪性境界病変の切除断端評価。
19 2009 日本学術振興会科学研究費補助金　基盤研究（C） 2009～2011 口腔癌とその周囲に拡がる異型上皮の段階的なエピジェネティック変化を検索する。
20 2009 新潟大学プロジェクト推進経費　奨励研究 2009 培養骨膜細胞による骨組織再生課程の細胞・組織分化および骨代謝現象の動的解明。
21 2009 新潟大学プロジェクト推進経費　（奨励研究） 2009 口腔粘膜過正角化型異型上皮：その臨床病理組織学的診断概念の確立。
22 2010 日本学術振興会科学研究費補助金　基盤研究（C） 2010～2012 再生組織/細胞製品出荷前の非侵襲・リアルタイム検査による品質管理システムの開発
23 2010 日本学術振興会科学研究費補助金　若手研究（B） 2010～2011 より活性の高い凍結培養粘膜の開発　―口腔粘膜上皮前駆・幹細胞の確立と解明―
24 2011 日本学術振興会科研究費補助金 基盤研究（B） 2011～2013 ヒト免疫不全ウイルス感染者の病態把握における唾液検査の実用化。
25 2011 日本学術振興会科研究費補助金 基盤研究（C） 2011～2013 fNIRSを用いて口蓋裂言語を光脳機能学的に解析する。
26 2011 日本学術振興会科学研究費補助金 若手研究（B） 2011～2013 顎関節滑膜組織における疼痛の発現とその調節機構の解明。
27 2011 日本学術振興会科研究費補助金　基盤研究（C） 2011～2013 培養口腔粘膜上皮細胞とハイドロゲルのミックス材を用いた皮膚創傷治癒効果の検証。
28 2011 科学技術振興機構 研究成果展開事業「研究成果最適展開支援プログラム（A-STEP）」 2011 遠隔転移の分子機構解明を目的とした扁平上皮癌の網羅的遺伝子発現解析。
29 2011 新潟大学プロジェクト推進経費（発芽研究） 2011 上皮細胞培養に用いた無血清培地の線維芽細胞維持培地としての再利用。
30 2012 新潟大学プロジェクト推進経費（奨励研究） 2012 口腔扁平上皮癌における組織学的悪性度の新規尺度の開発
31 2012 日本学術振興会科学研究費補助金　若手研究（B） 2012～2014 培養骨膜細胞による再生骨の３ＤＣＴ、高磁場ＭＲＩでの高解像度解析と骨代謝活性検出
32 2012 日本学術振興会科学研究費補助金　若手研究（B） 2012～2013 ＢＲＯＮＪに伴う口腔粘膜創傷治癒不全に対するビタミンＢ３の治療効果の検討
33 2012 日本学術振興会科学研究費補助金　若手研究（B） 2012～2014 ＦＧＦ２徐放を用いた低侵襲で確実性のある歯槽骨再生ー生物学的裏付けを伴う組織工学
34 2012 日本学術振興会科学研究費補助金　若手研究（B） 2012～2013 口腔粘膜癌の微小浸潤の客観的診断法の開発：細胞外基質分子動態のモニタリング
35 2012 日本学術振興会科研究費補助金　基盤研究（C） 2012～2014 口腔粘膜上皮前駆／幹細胞を用いた凍結培養粘膜の移植後動態の解明

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日本学術研究会特別研究員など採択状況

採用種目 採用期間 氏名
なし なし なし

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大学院教育指導方針および研究テーマ

大学院教育指導方針
  • 研究テーマを通して、研究を進める上での計画立案、基本的手技、論文作成を修得し、その後自らの研究に生かすことができるだけの能力を養う。
  • 日々の臨床の中から研究テーマを模索し、仮説を立てて研究計画立案、研究遂行、論文作成を行うだけの能力を養う。
  • 経験した臨床症例の中から1例を学内学会・関連学会において報告し、論文としてまとめる。
  • （社）日本口腔外科学会専修医資格を取得する（必要症例の経験と資料作成）。
研究テーマ
  • 歯の発生・分化におけるBcl11b遺伝子の機能解析
  • 頭蓋骨の発生、分化におけるBcl11b遺伝子の機能解析
  • 組織傷害における組織線維化の治療法の開発・研究
  • 初代培養口腔粘膜上皮細胞、線維芽細胞に対するゾレドロン酸の影響
  • 唾液中HIV-1の感染性の検討
  • 口唇裂・口蓋裂児の硬口蓋閉鎖時期に関する検討
  • 培養骨膜移植による骨組織再生過程の細胞・組織分化および骨代謝現象の動的解明
  • Raman分光光度計干渉装置および培地中VEGF・LDHレベルを用いた培養複合粘膜における非侵襲的性能測定
  • 学童期における顎関節症状の発現と推移
  • オトガイ下動脈および舌下動脈の3次元的走行に関する解剖学的検討
  • 口腔粘膜悪性境界病変の臨床病理学的研究

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