実施事業

実施報告

再生医療人育成プログラム報告

研究の背景と目的

  • 口腔粘膜上皮の角化様式は、義歯床下粘膜では正角化、錯角化から非角化型に変化することが動物実験で示されており、その結果口腔粘膜の防護機能の低下が示唆されているが、そのメカニズムは明らかでない。
  • 本研究では、義歯床下粘膜上皮の圧刺激による組織学的変化を、口腔粘膜の3次元培養モデルを用い、そのメカニズムを組織学的、分子生物学的に解析する。
  • 本実験系モデル(細胞加圧装置と口腔粘膜3次元培養モデル)の応用によって、将来的には義歯による顎堤の骨吸収を誘発するメカニズムへアプローチしていきたい。

研究の方法

  • 口腔粘膜線維芽細胞(Oral Mucosa Fibroblast)を含んだコラーゲンゲル上に口腔粘膜上皮細胞(Oral Mucosa Keratinocyte) を播種し、共培養することで重層化した培養口腔粘膜を作成する。
  • 作成した培養粘膜に加圧刺激を与え、組織学的に観察する。

細胞加圧制御装置 システム概要

細胞加圧チャンバー

圧力制御装置タッチパネル

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