顎骨の変形に起因する咀嚼障害や咬合異常は保険治療が適応されます.
顎変形症とは | 上顎骨または下顎骨のあるいは両方の顎骨の過成長や劣成長による変形や口唇口蓋裂などの先天異常による顎の変形により、咬合機能の異常や咀嚼機能の異常、発音の異常がある状態をいいます. |
検査から診断までの流れ |
検査
診断
|
口腔内模型と口腔内写真 | ![]() ![]() |
頭部側方X線規格写真やCT画像などを用いた診断 |
レントゲン写真上で頭蓋、顎骨,咬合の状態の形態の特徴的な点や線を抽出し,それぞれの点や線の位置関係を数値的に評価してどこに異常があるのかを見つけだします。 例)レントゲン写真を元にのいくつかの骨学的な基準点を線でつなぎます。それぞれの線のなす角度や長さを正常者データなどと比較し骨格的な異常の要素と歯の位置の異常の要素に分けます。骨格的な異常の要素が強くて、正常に比べ上顎が小さく、下顎の成長が著しく長いことが分かります。歯の位置を変えただけでは正常にかみ合わせることはできないので矯正治療だけでなく顎の大きさや位置を治す手術も必要と診断しました。 |
治療開始から手術 |
術前矯正治療期間
入院・手術
術後矯正治療期間
保定期間
トータルでは4年から5年くらいかかります。 |
保険治療について
医療控除について |
この治療は歯科矯正科と口腔外科のある歯学部病院や一部の矯正専門歯科医院で治療する場合には矯正治療も保険の治療が適応になります。 |