- FD名
- FD委員会主催講演会 PBLテュートリアルの評価をみんなで考えよう!
- 日時
- 平成24年12月21日 16:30~18:30
- 講師
- 松下佳代(京都大学高等教育研究開発推進センター)
- 参加者
- 歯学部スタッフ(61名、うち大学院生14名)
前半は松下先生が大学における学習評価法の評価についての基礎的知識として、種々の評価法や、専門的能力や汎用的能力など高次の統合的な能力の評価における能力目標と評価の対応の重要性を解説された。その上で最近のパフォーマンス評価の動向やアデレード大学での調査結果とともに小野和宏先生らとの共同研究として開発しているパフォーマンス課題とルーブリックおよび改訂版トリプルジャンプを用いたPBLチュートリアルの評価法を紹介いただいた。
次いで、小野和宏先生が、「トリプルジャンプで問題解決能力を評価する」と題し、新潟大学歯学部の求める学習成果に対応し、信頼性と実行可能性、形成的評価機能を高めたパフォーマンス課題とルーブリックおよびトリプルジャンプの開発の経緯と現在の進行状況をトライアル時の映像を交えて説明した後に、講師を交えて活発な討論が行われた。シナリオをもとにワークシートを学生に作成させることにより、教員の負担が軽減し、本学でも十分に遂行可能であること、シナリオやワークシートでの質問事項を吟味することが学生の自主学習のクオリティを上げる上で重要であることが示された。
本講演会およびワークショップで得られた経験をもとに自身が行っている授業の評価を再考する必要があることを痛感させられた。
アンケート結果
- 職名
- 今回の講演は有意義なものでしたか
- 今回の講演はあなたの興味に対して適切でしたか
- 今回の講演内容を今後の教育に応用できそうですか
- 今後このような主旨のFDを開催することについては