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令和元年度 FD講演会

FD名
アクティブラーニング&新カリキュラム 学ばNight –PBL編–
日時
令和元年9月18日(水)17:00~18:30
場所
歯学部講堂
講師
口腔保健学分野 小野 和宏 先生
口腔生理学分野 山村 健介 先生
予防歯科学分野 濃野 要 先生
概要
本FD講演会は、アクティブラーニング実践シリーズの1つとして、新カリキュラムにより加わった2つのPBLと、そこでも取り入れられているトリプルジャンプについて、本学歯学部内で共有する目的で行われた。
まず初めに、「新潟大学歯学部歯学科の新カリキュラム2016 –学習成果の可視化とPBLの学習効果–」と題して小野和宏先生から御講演をいただいた。新カリキュラム編成の方針として、「適切に評価し学習成果を重視」、「カリキュラムを通して、アクティブラーニングを導入」があり、いずれにおいても学習成果を可視化する評価が大切であることが示された。さらに改良版トリプルジャンプについてのご説明があり、本学歯学部のPBLカリキュラムは実際に学習効果を上げていることが示された。山村健介先生からは、基礎系分野で構成され歯学科3年次で行われているPBL「人体のしくみ」についてのご紹介があり、本PBLを行った経験から様々な問題点をご提示いただいた。濃野要先生からは、臨床系分野で構成され歯学科4年次で行われているPBL「生涯にわたる歯と咬合」についてのご紹介があり、未修学カリキュラムが含まれていても有意義なPBLとなっていることのご説明があった。これら2つのPBLは、小野和宏先生のお話にもあった、「分野間の教員が連携して教育を行う必要性」を反映したものであり、さらに改良版トリプルジャンプによるパフォーマンス評価を実施している。本FD講演会は、今後ファシリテーターとして参加する皆さんにとっても、大変有意義なものとなった。

説明会の様子

アンケート結果

アンケート結果
  1. 今回のFD講演会はあなたにとって有意義なものでしたかアンケート結果
  2. 今回のFD講演会はあなたの興味に対して適切でしたかアンケート結果
  3. 「歯学部教育の動向」について理解が深まりましたかアンケート結果
  4. 今後このような主旨のFDを開催することについてアンケート結果
  5. 自由記載
    • 教員でも歯学科でどのような講義やPBLが実施されているのかを知る機会は少ないので興味深かったし、参考になった。
    • それぞれの取り組みがわかってよかったです。
    • 有意義なFDでしたが1時間以内としていただけると有難いです。
    • 基礎の科目でPBLを行う際の勉強になった。実際行ったPBLの話は貴重だったし、興味深かった。
    • ルーブリック、トリプルジャンプ等の、初めて聞く用語もあったが、現在のPBLの動向と合わせてよく理解できた。

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