- FD名
- 学習システム・パラダイムへの転換 From my course, to our program
- 日時
- 令和2年9月7日17:00~18:30
- 場所
- Zoomにより開催
- 講師
- 新潟大学 経営戦略本部 教育戦略統括室 准教授 斎藤 有吾 先生
新潟大学 歯学部副学部長 学務担当 教授 小野 和宏 先生 - 概要
- 本FDは「学習システム・パラダイムへの転換From my course, to our program」と題して斎藤有吾先生に大学教育が「教授パラダイム」から「学習パラダイム」へ、さらに「学習システム・パラダイム」へと質的変換を求められてきたその経緯を解説いただき、学習システム・パラダイムは大学教員が学習者の視点に立って担当科目だけでなく、プログラム全体性、整合性も重視する認識の枠組みであることと、この「学習システム・パラダイム」に必要なエキスパートジャッジメントについてご講演いただいた。また、小野和宏先生には新潟大学のディプロマポリシーに基づいた、新潟大学歯学部の教育プログラムを解説いただき、歯学教育プログラム、口腔保健福祉学教育プログラムそれぞれの教育目標、目標としての学習成果カリキュラムの編成方針などをご講演いただいた。プログラムレベルの学習成果の可視化については大学学習法、PBL、模型シミュレーション実習、診療参加型臨床実習など、それぞれのパフォーマンス評価について解説いただいた。講演の終盤には教育プログラムと結びつけた科目レベルの学習成果の可視化を目的として、各教員が担当する授業科目の到達目標と教育プログラムの到達目標との紐付けと、担当授業科目の目標の到達度を適切に評価する方法がシラバスに記載されているかを確認する課題が出された。
本FDは昨今のコロナウイルス感染対策に基づいて非対面式でZoomのミーティング機能を用いて実施された。これは新潟大学歯学部FD初の試みであった。
アンケート結果
参加者職位

参加者年代

- 今回の講演会はあなたにとって有意義でしたか
- 今回の講演会はあなたの興味に適切でしたか
- ディプロマポリシーとエキスパートジャッジメントについて理解が深まりましたか
- 今後このような趣旨のFDを開催する必要があると思いますか
- 今後ZoomによるFD講演会の開催に賛成ですか
- ZoomによるFD講演会は参加しやすいですか
- 自由記載
- zoomでのFD講演会は参加の幅が広がって良かったと思います。
- 講演を聞いて終わりであれば録画でも良くなってしまうので、講演後のディスカッションのあり方をもう少し検討しても良いと思いました。
- 参加しやすいのがありがたいです。
- スライドの文字が小さくてもわかるzoom形式は便利です。
- 座席確保のために早く出向くことなく参加できるためとても良いと思います。
- 新たな試みで調整等大変なこともあったと思いますが、企画に携われた先生方、ありがとうございました。
- zoomによる講演会は参加しやすいので今後もこの形式を希望します。
- 一定期間のオンデマンド配信も希望します。
- 別会議があり、途中からの参加になってしまいました。録画の閲覧ができる機会があればいいと思います。
- zoomの設定が悪いのかもしれないですが、スライド下方の項目が見えないことがありました。
- 意外と集中して聴講できました。
- 今回の内容難しすぎて全然わかりませんでした。
- 初めてzoomによるFD講演会を受講しましたが、集中して聴できました。
- 小野先生のzoom上でのすぐれた「非対面FD(講義)で話すスキル」が自分自身がzoom授業を行う上での参考になりました。優れた講師を配していただけたおかげで、FD内容プラスαの学びとなりました(感謝)。
- 今後は前提としての評価に適正化から評価の実質化へのシフト取り組む必要があると思います。
- 学生の教育方法に関するお話を、これまで聞いたことがなかったため、大変勉強になりました。