厚生労働省エイズ動向委員会の報告にみられる様に、HIV 感染はいまだに新規感染者が毎年増加(特に若年者)しています。また、治療薬および管理体制の改善により慢性疾患になったものの、完全にHIVが除去できないことから、これからも歯科治療の必要な患者さんが増加することは間違いありません。しかし、診療に伴う感染対策をはじめ風評被害やプライバシーの問題などもあり、十分な受け入れ体制が整っているとは言えません。
新潟県は新潟大学医歯学総合病院が北関東甲信越ブロックのブロック拠点病院であることから、北関東甲信越地区の各歯科医師会、行政関係、および中核または拠点病院との連携などについて、現状を把握し、今後の方向性を検討することを目的に、下記の如く情報交換会を計画いたしました。