ご存知の通りHIV感染については、新規感染者の年間増加数はある程度一定の数になりつつあるとのデータもありますが、依然として年間に1,400人前後の新規感染者が判明(特に若年者)しており、慢性疾患になったとはいえ、完全にHIVが除去できないことから、これからも歯科治療の必要な患者さんが増加することは間違いありません。しかし、残念ながら現状でも風評被害やプライバシーの問題などから、十分な受け入れ体制が整っているとは言えません。
新潟県は新潟大学医歯学総合病院が北関東甲信越ブロックのブロック拠点病院であることから、北関東甲信越地区の各歯科医師会、行政関係、および中核または拠点病院との連携などについて現状を把握し、今後の方向性を検討することを目的に、別紙の如く情報交換会を計画いたしました。ご多忙中、しかも休日での開催になりますが、参加料は無料で、ランチョンセミナーとして昼食も出させていただきます。奮ってご参加いただけますようご案内申し上げます。
2017年6月22日
新潟大学大学院医歯学総合研究科 顎顔面口腔外科
髙木 律男 拝
e-mail : takagi@dent.niigata-u.ac.jp
(後援:新潟県、新潟大学医歯学総合病院)