2019年10月6日(日)

HIV感染者に対する歯科医療情報交換会および講演会

北関東甲信越ブロック

開催概要

今年も北関東甲信越ブロックにおけるHIV感染者に対する歯科医療体制整備のための情報交換会及び講演会を下記の通り開催します。開催にあたって各県の行政担当者、歯科医師会担当者、拠点病院歯科担当者の皆様に、事前アンケートをお願いしております。その結果、今年の各県の取り組みをみると、昨年に比べてワンステップ進んでいる県が多く、情報交換をしていただく意義がありそうです。

また、講演としては国立国際医療研究センター エイズ治療・研究開発センター(ACC)において、長年実施している研修事業の中の歯科研修の一部を出張形式でお願いすることとしました。もちろん正式な研修事業を受けていただくことも可能ですが、日数やタイミングの問題などで難しい方もいらっしゃると思い、設定させていただきました。

新潟県も昨年11月から「新潟県HIV感染者等歯科医療ネットワーク事業」が開始され、多くの協力歯科医療機関の登録をいただいております。その内容については、下記情報交換会のランチョンセミナーおよび本年11月末開催の第33回日本エイズ学会学術集会において発表させていただく予定です。

日時 2019年10月6日(日) 9:00~15:00
目的 各県の取り組みの状況を把握するとともに意見交換、聴講により、他県の良いところおよびHIV感染症に関する最新の情報を共有する。
対象 北関東甲信越地区(茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、山梨県、長野県、新潟県 の7県)の県歯科医師会・行政担当者・大学病院歯科(中核または拠点病院)
場所 新潟県歯科医師会館
〒950-0982 新潟市中央区堀之内南3-8-13
TEL. 025-283-3030
講演
  • 「慢性疾患、合併症としてのHIV感染症」
    渡辺 恒二先生(国立国際医療研究センター病院 エイズ治療・研究開発センター(ACC)内科医師)
  • 「院内感染対策と口腔ケア」
    近藤 順子先生(国立国際医療研究センター 歯科・口腔外科 歯科衛生士)
  • 「HIV感染者の口腔症状について」
    丸岡 豊先生(国立国際医療研究センター 歯科・口腔外科 歯科医師)
その他 宇佐美雄司先生による「HIV陽性者のための歯科の診療案内」発刊についての報告があります

文責:高木

お問い合わせ

新潟大学大学院医歯学総合研究科 顎顔面口腔外科学分野 髙木律男

e-mail : takagi@dent.niigata-u.ac.jp