- 内容
- 第3回 新潟大学歯学部FDワークショップ
- 日時
- 平成16年01月24日~25日
- 場所
- ウェルサンピア新潟
ワークショップの趣旨と今回の課題
卒前歯学教育の主な目的は質の高い臨床歯科医の養成である。したがって、その最終段階である卒前臨床実習は非常に重要であるが、その充実を図るためには、臨床実習施設の充実や人員の確保等ハード面の充実に加え、実習内容等ソフト面での充実が必要不可欠である。すなわち、臨床実習の指導にあたる教官の役割が非常に重要であると言うことである。ただし、上述のように臨床実習を卒前歯学教育の最終段階と捉えれば、臨床実習開始前の歯学教育も自ずとその関連性、重要性が認識されるはずである。
今回のワークショップは新潟大学歯学部教官を対象に、その教育・指導能力の向上を図ることを目的として実施する。主題は「卒前臨床実習」とし、カリキュラム立案能力ならびに教育・指導技法を習得することを目的とする。
ワークショップのテーマと到達目標
テーマ
臨床実習 ―目標から評価まで―
到達目標
一般目標(GIO)
より良い歯学教育を実践するために、教育への関心を深め、望ましい学習プログラムを立案推進する能力および指導力を身につける。
行動目標(SBOs)
- 望ましい教育の原理ならびに指導の姿勢を説明する。
- 基礎的な臨床能力の習得に適する学習システムを示す。
- カリキュラムの構成ならびに立案の手順を説明する。
- 目標、方略ならびに評価方法の要点を述べる。
- 患者・社会のニーズに配慮した実習システムのあり方について説明する。
- 適切な臨床実習プログラムを立案する。
- 立案したカリキュラムを評価する。
- 実習生の態度・技能教育とその評価方法を企画する。
- 熱意をもって卒前臨床実習改善に取り組む。
- 学習体制改善に対する抵抗の克服を説明する。
ワークショップ参加者およびグループ構成(順不同・敬称略)
グループ | 氏名 | 所属 |
---|---|---|
A | 川島 博行 | 細胞機能制御学(薬理) |
小林 博 | 摂食機能再建学(1補綴) | |
大島 邦子 | 特殊歯科総合診療部 | |
田村 貴彦 | 齲蝕学(1保存) | |
五十嵐敦子 | 摂食・嚥下障害学(加齢歯科) | |
田井 秀明 | 歯周診断・再建学(2保存) | |
B | 天谷 吉宏 | 硬組織病態生化学(生化) |
大川 成剛 | 歯科生体材料学(理工) | |
植田耕一郎 | 摂食・嚥下障害学(加齢歯科) | |
田中 礼 | 顎顔面放射線学(歯科放射線) | |
吉羽 永子 | 齲蝕学(1保存) | |
澤田 宏二 | 摂食機能再建学(1補綴) | |
C | 江尻 貞一 | 摂食機能再建学(1解剖) |
鈴木 誠 | 病理検査室 | |
葭原 明弘 | 口腔保健推進学分野(予防歯科) | |
田中みか子 | 摂食機能再建学(1補綴) | |
岡本 明 | 齲蝕学(1保存) | |
石崎 裕子 | 総合診療部 | |
D | 真貝 富夫 | 顎顔面機能学分野(生理) |
佐藤 尚美 | 口腔環境・感染防御学(細菌) | |
野村 修一 | 加齢・高齢者歯科学(2補綴) | |
佐久間汐子 | 口腔保健推進学分野(予防歯科) | |
星 隆夫 | 咬合制御学(矯正) | |
久保田健彦 | 歯周診断・再建学(2保存) |
ワークショップ参加スタッフ
見学者3名:文部科学省より1名、新潟大学事務方より2名
役職 | 氏名 | 所属 |
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ディレクター | 魚島 勝美 教授 | 総合診療部 |
顧問 | 山田 好秋 学部長 | 顎顔面機能学分野 |
前田 健康 副学部長 | 顎顔面解剖学分野 | |
宮崎 秀夫 病院長 | 口腔保健推進学分野 | |
タスクフォース | 高木 律男 | 顎顔面口腔外科学分野 |
興地 隆史 | 齲蝕学分野 | |
齋藤 功 | 歯学部附属病院矯正歯科診療室 | |
山村 健介 | 顎顔面機能学分野 | |
中島 貴子 | 歯周診断・再建学分野 | |
藤井 規孝 | 加齢・高齢者歯科学分野 |