- 内容
- 第6回 新潟大学歯学部FDワークショップ
- 日時
- 平成19年12月1日~2日
- 場所
- ウェルサンピア新潟
ワークショップの趣旨と今回の課題
卒前歯学教育の主な目的は質の高い臨床歯科医の養成である。したがって、その最終段階である卒前臨床実習は非常に重要であるが、その充実を図るためには、臨床実習施設の充実や人員の確保等ハード面の充実に加え、実習内容等ソフト面での充実が必要不可欠である。すなわち、臨床実習の指導にあたる教員の役割が非常に重要であると言うことである。ただし、上述のように臨床実習を卒前歯学教育の最終段階と捉えれば、臨床実習開始前の歯学教育も自ずとその関連性、重要性が認識されるはずである。
今回のワークショップは新潟大学歯学部教員を対象に、その教育・指導能力の向上を図ることを目的として実施する。主題は「卒前臨床実習」とし、カリキュラム立案能力ならびに教育・指導技法を習得することを目的とする。
ワークショップのテーマと到達目標
テーマ
臨床実習 ―目標から評価まで―
到達目標
一般目標(GIO)
より良い歯学教育を実践するために、教育への関心を深め、望ましい学習プログラムを立案推進する能力および指導力を身につける。
行動目標(SBOs)
- 望ましい教育の原理ならびに指導の姿勢を説明する。
- 基礎的な臨床能力の習得に適する学習システムを示す。
- カリキュラムの構成ならびに立案の手順を説明する。
- 目標、方略ならびに評価方法の要点を述べる。
- 患者・社会のニーズに配慮した実習システムのあり方について説明する。
- 適切な臨床実習プログラムを立案する。
- 立案したカリキュラムを評価する。
- 実習生の態度・技能教育とその評価方法を企画する。
- 熱意をもって卒前臨床実習改善に取り組む。
- 学習体制改善に対する抵抗の克服を説明する。
ワークショップ参加者およびグループ構成(順不同・敬称略)
グループ | 氏名 | 所属 |
---|---|---|
A | 里方一郎 | 分化再生制御 |
石川裕子 | 口腔生命福祉 | |
児玉泰光 | 顎顔面 | |
梶井友佳 | 摂食・嚥下回復 | |
両角俊哉 | 歯周診断・再建 | |
田口 裕哉 | 加齢・歯科補綴 | |
小神浩幸 | 移植・再生 | |
竹山雅規 | 矯正 | |
B | 鈴木 昭 | 口腔生命福祉 |
池田順行 | 顎顔面 | |
黒瀬雅之 | 口腔生理 | |
斉藤美紀子 | 放射線 | |
柴田佐都子 | 口腔生命福祉 | |
小川祐司 | 予防 | |
弦巻 立 | 侵襲管理 | |
C | 相田美和 | 口腔生化 |
黒川孝一 | 口腔生命福祉 | |
渡辺直子 | 矯正 | |
小田陽平 | 口腔再建 | |
中島俊一 | 口腔生命福祉 | |
濃野 要 | 予防 | |
山本幸司 | 歯周診断・再建 | |
D | 高橋英樹 | 口腔生命福祉 |
河野承子 | 小児 | |
丸山 智 | 口腔病理 | |
伊藤晴江 | 歯周診断・再建 | |
富塚 健 | 加齢・歯科補綴 | |
小山純市 | 放射線 | |
島田靖子 | 歯周診断・再建 |
ワークショップ参加スタッフ
役職 | 氏名 | 所属 |
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ディレクター | 齋藤 功 教授 | 歯科矯正学分野 |
顧問 | 前田 健康 学部長 | 顎顔面解剖学分野 |
魚島 勝美 FD前委員長 |
歯科総合診療部 | |
齋藤 力 病院長 | 組織再建口腔外科学分野 | |
タスクフォース | 小野 和宏 | 顎顔面口腔外科学分野 |
興地 隆史 | 齲蝕学分野 | |
山村 健介 | 顎顔面機能学分野 | |
藤井 規孝 | 歯科総合診療部 | |
井上 誠 | 摂食嚥下・リハビリテーション学分野 | |
松山 順子 | 小児歯科学分野 | |
田中 礼 | 顎顔面放射線学分野 | |
安島 久雄 | 顎顔面口腔外科学分野 |