演題名

「女子医大・早稲田大学の連携施設（TWIns）を運営してみて」

講師

早稲田大学先端生命科学センター長　理工学術院　教授　梅津光生

日時

平成21年11月11日　17：00～18：30

全国に先駆けて東京女子医科大学と早稲田大学による他大学の医学・工学連携施設TWInsを開設し、500名以上の研究者が常駐する巨大研究組織へと育て上げた梅津氏を招聘し、開設までの歩み、連携の意義などについて講演いただいた。

講演前半では、開設にあたっては長年にわたる共同研究の実績や、学長・総長の理解がキーであったこと、また、実際の運営にあたっては、建物を渡り廊下で結ぶのではなく共同スペースをつくり、交流のための催しを積極的に行って若い研究者が自然に交流できるような環境作りが真の共同研究実現のために重要であることなどを述べられた。

講演の後半では、人工心臓の第一人者である演者のこれまでの歩みを紹介する中で、若い研究者を育てるためのキーを、若手研究者側と、それを指導する研究者両方の観点から説明された。