- FD名
- FD委員会主催講演会 「学ばNight」第3夜
チーム基盤型学習(TBL)を学ぶ - 日時
- 12月24日 17:00~18:40
- 講師
- 瀬尾宏美(高知大学医学部総合診療部)
林 孝文(顎顔面放射線学分野)
昆はるか(包括歯科補綴学分野) - 参加者数
- 歯学部全スタッフ87名
瀬尾先生より、チーム基盤型学習(TBL)についての講演が行われた。TBLでは、学生が4つの効果(1:パフォーマンスの向上、2:取り組み方の向上、3:クラスメイトとの協働やチームへの価値観の向上、4:多職種チームメイトとの協働への価値観の向上)を得ることが出来、学生の学習意欲、チームワークのスキルを高め得る事が説明された。その後、林先生より本学のTBL的な要素を持つ講義「歯科放射線学」、昆先生より「実習欠損補綴学I」の紹介があった。
この講演会により、TBLについての理解を深める事が出来、少ない教員で効果的に学習成果を上げるTBLは有益な学習方略であるとの認識を得た。
アンケート結果
- 今回のFD講演会はあなたの興味に対して適切でしたか
- チーム基盤型学習(TBL)について理解が深まりましたか
- チーム基盤型学習(TBL)は自らの学生教育に活用できそうですか
- 今後このような主旨のFDを開催することについては
個別の意見
- とても良い講演会のスケジュールだと思いました。
- 学ばナイトの継続を希望します!
- 時間的制約もあると思うが、やはりワークショップ形式の方がこのTBLを学ぶのに合っていると思う。
- わかり易い説明でTBLの利点を理解できた。
- 骨格は知っていたが、そのための具体的な工夫などをわかり易く解説いただけた。自らの講義に応用したい。
- TBL形式が奏功している(効果を示している)かどうかはどのように判断しているのでしょうか?
- Peer assessmentとsummative-、informative-assessmentとの関連性について説明いただきたかった。
- 初めての回の資料作成の時間は?
- TBLのアウトラインは理解したが実践できる自信が無い。Outcomeをしっかり意図しないといけない。
- 予習に対する指導はどうされているか?
- 導入したいがシステム構築するのが難しそう。でも、アウトカムベースの考えは必要。
- 学習を促すような、チームでの議論の高まる課題の設定・製作が難しいと感じた。
- 今後取り入れていけたらと思う。