- FD名
- FSC シーズプレゼンテーション交流会
- 主催
- 新潟大学大学院医歯学総合研究科・新潟大学地域連携フードサイエンスセンター
- 共催
- 新潟大学研究企画推進部研究企画室
新潟大学歯学部・大学院限定FD講演会 - 日時
- 平成28年11月25日(金)15:00~19:00
- 場所
- 新潟医療人育成センターセミナー室1・2
- 参加者数
- 82名
- 医歯学系(歯) 33名(教職員15名、大学院生他18名)
医歯学系(医) 13名
農学部 10名
工学部 2名
教育学部 2名
研究企画推進部 3名
地域創生推進機構 4名
学内その他 1名
学外 14名 - 内容
-
15:00-16:40
口頭発表- JST 地域結集型研究開発プログラム/高圧処理加工技術の開発
西海理之 教授(FSC センター長・農学部) - 慢性腎臓病とタンパク質:異分野融合・産学連携による食品研究
斎藤亮彦 教授(医学部) - 異分野融合・産学連携/食品の基礎研究を基とした大型プロジェクト研究の展開事例
門脇基二 教授(副学長・農学部)
- JST 地域結集型研究開発プログラム/高圧処理加工技術の開発
- 17:00-19:00
ポスター発表37 演題 - 概要
本講演会は、新潟大学地域連携フードサイエンスセンター(FSC)内外の研究者同士の交流を目的として開催された。FSCは、「食品関連分野」の技術者間交流、大学のシーズ提供などの活動を通して「技術革新」と「社会貢献」を目指して平成14年に学部横断型のバーチャル組織とし結成され、異分野融合研究の推進、地域貢献、食に関する教育をその柱とした活動を展開している。
この度、平成28年度から新しい執行部体制となったことを機会に、センター内の交流と新たなメンバーの発掘を兼ねた交流会を企画開催した。
口頭発表では、これまでFSCの取り組みの中で大型研究に取り組んできた3名のメンバーからそれぞれの内容が紹介された。西海教授からは、平成20年にJST地域結集型研究開発プログラムとして採択された「食の高付加価値化に資する基盤技術の開発・高圧を利用した物性変換技術の開発」が紹介された。プログラムを進める中で、新潟県内外諸大学・試験研究機関・企業などとの連携を行ってきたこと、研究を継続する上での具体的な問題点などを話された。斎藤教授からは、平成23年度から門脇教授とともに取り組んできた農林水産省のプロジェクト研究「農林水産物・食品の機能性等を解析・評価するための基盤技術の開発」が紹介された。米タンパク質の新規生体調節機能性に着目して、信楽園病院とともに行った血液透析患者を対象とした臨床研究成果が報告された。門脇教授(前センター長、現副学長)からは、今後とも知の結集の場として、ぜひFSCを活用してもらいたいとのエールをいただいた。後半に開催されたポスター発表では、FSCメンバーのみならず、新潟大学内外の研究者より、「食」をキーワードとした種々の取り組みの紹介があり、フリーディスカッションという形での交流が図られた。活発なディスカッションが繰り広げられ、本講演会は盛況のうちに幕を閉じた。
最後に、本講演会の開催にあたり、設営や運営に協力いただいた農学部、歯学部の関係者、茶菓の提供をいただいた株式会社ブルボン、亀田製菓株式会社様に感謝いたします。
アンケート結果 回収数40(49%)
20代 8名、30代 7名、40代 8名、50代 9名、60代 6名、未記入 2名
- 今回の講演会は有意義でしたか
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- 西海先生ご講演は有意義でしたか
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- ポスター発表は有意義でしたか
- 今後このようなFDを開催することについて
自由記載
- 気軽に参加できるこのようなFDはたくさんあった方がよい。
- いろいろな先生方とお話しできて楽しかった。
- 今後もこのようなイベントを年1回くらいのペースでやってほしい。