入局希望の方へGuidance

私たちは、医局として「臨床」「研究」「教育」をバランスよく行うことを心がけています。
補綴の専門家としての臨床、臨床の問題を起点とした研究、良質な歯科医師を育てるための教育、いずれに対しても優れた
人材の育成に努力しています。
当科の「臨床」はクラウンブリッジ症例や特色ある外来の症例(金属アレルギー、歯根破折)だけではありません。
一般治療に加え、可撤性義歯症例等、補綴症例全般を担当します。
また、インプラント新患や顎関節症新患も担当しているため、様々な症例を学ぶことができます。
当科では補綴歯科修練医・認定医・専門医を取得することを奨励しています。
https://www.hotetsu.com/s2_01.html

また、補綴関連の技術のみならず、正確な診断能力と治療計画立案能力を身につけることが非常に重要だと考えており、
毎週の症例検討会や定期的なレビュー(臨床勉強会)を行っています。
「研究」は臨床を担当する分野だからこそ持てる視点を大切にしています。研究内容の詳細は当科HPをご参照ください。
学内外や海外との共同研究も行っており、国内・海外の学会にて発表を行うことで様々な研究者と交流しています。また、毎週、英語による抄読会(ジャーナルクラブ)を行っています。
「教育」に関しても詳しくは当科HPをご参照ください。
我々は多くの特徴的な科目を担当すると共に、歯科医学教育に関する研究も行っており、毎年国内・海外の歯科医学教育学会に参加・発表を行うことで、常に知識をアップデートし、主に当分野が担当する教育に反映しています。
また大学院生は歯学部生の実習にティーチングアシスタントとして参加し、専門家としての知識や技術の確認を促しています。
他にも、当科は毎年、医局カンファレンスやスキー合宿等を通して医局員の親睦を図っています。
当分野での研修を希望する場合は、半年間は外部研修施設での研修となります。
ご質問等は総括医長(長澤:nagasawa(@)dent.niigata-u.ac.jp)までご連絡下さい。
※メールアドレスの(@)は、@に置き換えてください。
https://www.nuh.niigata-u.ac.jp/kenshu/dentist-shikaprogram/
義歯診療科と共に補綴科の専門外来を担う
新患は曜日で担当しているため外来で担当する診療内容についてはほぼ義歯科と同じ
金属アレルギー外来を担当(皮膚科と連携)
インプラント治療
顎関節外来を担当
補綴前処置として充填、根治、抜歯も行う(専門性の高い処置はそれぞれの専科に依頼)