令和7年3月30日(日)に歯科医師会館で開催された日本歯科医師会による全国歯科大学・歯学部若手歯科医師臨床症例発表会において、摂食嚥下リハビリテーション学分野大学院生の相澤知里さんが優秀賞を受賞しました。
同発表会では、大学に在籍している若手歯科医師が症例報告を行うことで、専門的な知識と技術の共有を図り、臨床意欲やスキルの向上につなげるとともに、日本歯科医師会と大学との連携強化および日本歯科医師会の活動について理解を深めることを目的として開催されました。
相澤さんの講演「舌腫瘍術後の再建皮弁形態変化を伴う摂食嚥下障害に対して舌接触補助床で対応した症例」では、舌腫瘍術後、舌運動が著しく不良で嚥下機能評価でも機能障害が疑われた患者の症例を供覧するとともに、嚥下と舌可動域拡大訓練に加えて舌接触補助床を装着したことで、舌圧の改善や口腔内残留を減少させ、摂食嚥下機能を回復させた事例を示しました。
左)相澤さん 右)日本歯科医師会長 高橋英登氏
詳しくはこちらをご覧ください。