歯学部は令和7年(2025年)に創立60周年を迎え、これを記念して11月1日(土)、新潟市中央区のホテルオークラ新潟にて「創立60周年記念事業」を開催しました。市民フォーラム、講演会、祝賀式典、展示コーナーなど多彩なプログラムが行われました。
市民フォーラム
市民フォーラムでは、新潟大学アンバサダーでフリーアナウンサーの宇賀神 唯 さんが進行を担当しました。
講演では、フリーアナウンサーの伊勢みずほ様より、「がんと向き合う日々でも,笑顔をあきらめないために」と題して、ご自身の闘病経験をもとにお話をいただきました。
続いて、「健康を通じて支え合う地域社会」をテーマにパネルディスカッションが行われ、濃野要 歯学部教授が進行を務めました。伊勢様のほか、新潟県歯科医師会会長 松﨑正樹 様、井上誠 歯学部長が登壇し、地域における歯科医療の役割や、健康と笑顔を守るための取り組みについて多角的な視点から意見が交わされました。

井上歯学部長より開会の挨拶

伊勢みずほ様による講演

パネルディスカッション
講演会
講演会では、「歯学部の現状と展望」をテーマに4つの講演が行われました。
・大学病院歯科の現状と展望(歯周診断・再建学 多部田康一 教授)
・歯学教育の現状と展望(歯科臨床教育学 藤井規孝 教授)
・口腔生命福祉学科の現状と展望(口腔生命福祉学科 濃野要 教授)
・国際交流活動の現状と展望(予防歯科学 小川祐司 教授)
それぞれの講演では、教育・研究・臨床・国際交流の観点から、歯学部のこれまでの歩みと今後の展望について紹介があり、参加者は歯学部の多様な取り組みに理解を深めました。

祝賀式典
祝賀式典では、来賓の方々よりご祝辞をいただきました。
牛木 辰男 学長

厚生労働省医政局歯科保健課歯科口腔保健推進室室長 髙田 淳子 様

新潟県知事 花角 英世 様(代読 新潟県福祉保健部長 中村 洋心 様)

日本歯科医師会 会長 高橋 英登 様

新潟県歯科医師会 会長 松﨑 正樹 様

また、海外の協定校から寄せられたお祝いメッセージ動画が上映され、国際的な交流の広がりを感じるひとときとなりました。


祝賀式典の様子
展示コーナー
会場内では、歯学部各分野の教育・研究・診療活動を紹介するパネル展示が行われ、来場者は歯学部の歩みと未来への取り組みを知る機会となりました。

このたびの歯学部創立60周年に際し、ご出席いただきました皆様に心より感謝申し上げます。
