齊藤一誠准教授らが子どもの“お口ぽかん”による有病率を明らかにしました

2021年02月19日 トピックス 研究結果

小児歯科学分野の齊藤一誠准教授、早﨑治明教授、岩瀬陽子助教、中村由紀助教、大学院生の野上有紀子先生らは、全国小児歯科開業医会(JSPP)の協力のもと、大垣女子短期大学歯科衛生学科、鹿児島大学病院小児歯科と行っている共同研究において、全国規模の小児疫学調査を行い、小児期における“お口ぽかん”(口唇閉鎖不全)が、日常の健康状態や生活習慣に関する44の質問項目のうち12の項目に関連していることを明らかにしました。

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近年では、子どもの口の健康な発達が重要であることが明らかになっています。
今後は“お口ぽかん”の病態解析や改善法確立が求められ、より一層子ども口腔機能に関する研究が進むことが期待されます。

研究成果発表論文:
Prevalence of an incompetent lip seal during growth periods throughout Japan: a large-scale, survey-based, cross-sectional study.Environ Health Prev Med 26, 11 (2021).
doi:10.1186/s12199-021-00933-5

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