解剖体慰霊祭及び献体帰還追悼式を行いました

2025年05月26日 トピックス 学生生活

令和7年5月9日(金)、新潟大学医学部旭町第二体育館において、解剖体慰霊祭及び献体帰還追悼式が執り行われました。

昨年の解剖学実習での献体者に対する「献体帰還追悼式」では、黙祷、医学部長挨拶、ご遺族・学生(医学部3年生・歯学部4年生)・教職員による献花に引き続き、ご献体頂いた故人の意志に対し文部科学大臣からの感謝状贈呈、ご遺骨返還が執り行われました。
その後、医学部耳鼻咽喉科頭頸部外科の教員、歯学部大島勇人教授、医学部学生代表の謝辞に続き、歯学部歯学科4年の富永彩愛さんが、歯学の発展のためにご献体頂いた故人のご冥福をお祈りするとともに、そのご遺族の方々に深く感謝しました。

「献体帰還追悼式」に先立ち開催された、ご献体された故人の冥福を祈る「解剖体慰霊祭」では、ご遺族、現在解剖学実習を行っている医学部2年生・歯学部3年生、教職員らが参列し、令和6年度に献体した109人に花を手向けました。歯学部歯学科3年の若林美樹さんは、新潟日報の取材を受け、「実習で献体された方の人生が垣間見え、医療人としての意識が芽生えた。改めて多くの人に感謝し、勉学に励んで医学に貢献したい」と語りました。


大島勇人教授


歯学科4年 富永彩愛さん

同じカテゴリの記事