第162回日本歯科保存学会春季学術大会において、う蝕学分野の大倉直人講師が学会学術賞と優秀論文賞を、齋藤瑠郁歯科医師（大学院生）が学会奨励賞をそれぞれ受賞しました。
日本歯科保存学会学術賞は、歯科保存学分野において、一連の研究成果を挙げ学術領域に大きく貢献した功績を称え贈られるものです。また、優秀論文賞は、日本歯科保存学会雑誌に掲載された論文において優秀な論文に贈られるものです。
大倉講師は以下の研究業績により受賞しました。
■受賞業績題目
「SVCT2-GLUT1-mediated ascorbic acid transport pathway in rat dental pulp and its effects during wound healing」
「歯髄創傷治癒および歯髄再生過程におけるリン酸トランスポーター（Pit-1）の免疫組織学的解析」
また、学会奨励賞は、研究の方法や目的に新規性があり、 将来その課題に関してさらなる成果が期待でき、 臨床への示唆が大きく、十分な理論的背景を備えた優秀な論文に贈られるものです。
齋藤歯科医師は以下の研究論文により受賞しました。
■受賞対象論文
「A novel 12-membered ring non-antibiotic macrolide EM982 attenuates cytokine production by inhibiting IKKβ and IκBα phosphorylation」
令和7年6月5日に、 第162回日本歯科保存学会春季学術大会の表彰式が行われました。
中央）大倉講師
中央） 齋藤歯科医師
左）う蝕学分野 野杁教授 右）大倉講師
左）齋藤歯科医師
