タイ・協定校で学術講演セミナーを開催しました

2019年10月02日 トピックス 国際交流

新潟大学歯学部の協定校であるタイ・タマサート大学およびチュラロンコン大学歯学部で、9月24日(火)、25日(水)の両日、摂食嚥下リハビリテーション学分野の井上誠教授と包括歯科補綴学分野の小野高裕教授が学術セミナー講演会を開催しました。

本セミナーは、タイを始めとする東南アジア諸国でも高齢化が進み高齢者歯科学への関心が高まっている中で、同大の歯学部長から特に依頼を受け、開催に至りました。

 

セミナー当日は、井上教授から嚥下障害と口腔機能低下症について、小野教授から舌接触補助床(PAP: Palatal Augmentation Prosthesis)の効果について、それぞれ豊富な臨床例ならびに研究成果を交えながら講演が行われました。
また、タマサート大学では、摂食嚥下リハビリテーション学分野のスタッフによる嚥下機能に関するワークショップや、小野教授による実際の患者さんに対するPAP作成のデモンストレーションも実施されました。

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