微生物感染症学/歯周診断・再建学分野の笹川花梨先生らが抹茶に肺炎球菌の殺菌作用と毒素阻害作用があることを明らかにしました

2021年12月22日 トピックス 研究結果

微生物感染症学/歯周診断・再建学分野の笹川花梨歯科医師(大学院生)と土門久哲准教授、寺尾豊教授らは、抹茶とその成分エピガロカテキンガレート(EGCG)で、肺炎球菌(耐性菌を含む)を殺菌できること、その主要毒素の細胞毒性を阻害できることを明らかにしました。また、歯学部生の坂上莉奈さんも、歯学研究演習授業の一環として研究に参画し重要な解析を担当しました。

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【論文情報】
掲載誌: Antibiotics

論文タイトル: Matcha green tea exhibits bactericidal activity against Streptococcus pneumoniae and inhibits functional pneumolysin

著者: Karin Sasagawa, Hisanori Domon, Rina Sakagami, Satoru Hirayama, Tomoki Maekawa, Toshihito Isono, Takumi Hiyoshi, Hikaru Tamura, Fumio Takizawa, Yoichi Fukushima, Koichi Tabeta and Yutaka Terao

doi: 10.3390/antibiotics10121550

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